予想屋ダービーマッチ 03秋
ふちの予想

◎ザッツザプレンティ 安藤勝
○リンカーン      横山典
▲ネオユニヴァース    M・デムーロ
△ゼンノロブロイ        O・ペリエ 
△ニシノシンフォニー 江田照
△チャクラ                後藤

確かに長距離レースは騎手が物を言う。
3強と言われるSS産駒▲ネオユニヴァース、△ゼンノロブロイ、サクラプレジデントに乗る騎手は
それぞれデムーロ、ペリエ、武豊。ここまでやるかと言わんばかりの面子だが、
これらのSS産駒はどうも母系的に中距離に傾いているような気がする。
ゼンノ、サクラが当初天皇賞を視野に入れていたことから、そのことは管理調教師も認めるところだろう。
では何故ここに出走してきたか?すなわち騎手である。
ゼンノ、サクラ2頭は天皇賞秋に出走すれば、
当初既に騎乗馬が決まっているペリエ、武豊を確保できなかったのだ。
しかもその天皇賞秋にはシンボリクリスエス、アグネスデジタルなどの強力○外が出走。
それならば少しでも上位が狙えそうな菊花賞へ、という適正云々よりも政治的な思惑が働いているのだ。
特にサクラプレジデントの場合、神戸新聞杯は3角からの強引なマクリ。
フツーの騎手なら間違いなく騎乗ミスとして乗り替わりだ。
あれは「コレくらいの走り方で勝てないようなら天皇賞秋でもいい勝負になりませんよ。」という
武豊なりのアピールだ。ここにも政治的な思惑がある。
しかし天皇賞秋に出走するはずのゼンノロブロイも菊花賞へ。
どのみちゼンノロブロイ、上積みのあると思われるネオユニヴァースとの勝負付けは済んでいるわけで、
3強と言われるSS産駒の3番手評価として、ここはバッサリと切る事にする。

そこで、もう一人の名手安藤勝己◎ザッツザプレンティに自然と目が向く。
前走はこの馬には向いていなかった。神戸新聞杯は菊花賞に直結していないと考える。
父ダンスインザダークの息の長い末脚はダービー好走のように、もう少し直線が長い方がいいだろうし、
坂を下りながらなら3強より少し後ろ目から仕掛けて行くのがベスト。
菊花賞に一番向いているのはこの馬ではないか?

○リンカーンと横山典。
横山典は藤沢厩舎とゼンノロブロイの一件で色々あったようだが、
ここで見返してやりたいと言う気持ちは強いだろう。
昔に比べてこういう場面での勝負強さがなくなったような気がするが、
この馬も血統的には菊花賞には向いてそう。
春の未完成時にはゼンノロブロイにも完勝しているし、体調が万全な今回なら逆転も・・・。

▲ネオユニヴァース。
正直言ってこの馬には3冠はかなり目前にあるような気がするが、
デムーロが現在のJRAルール上、トライアルに乗られないというのが少々気になる。
やはり休み明けのトライアルに本人が実際乗って感触を確かめるのと、
福永が乗ったビデオを見るのとでは少し違うような気がする。
3冠が掛かっているレースなら尚更。
たとえデムーロといえど、マイナスイメージの気持ちが馬に伝わったり、仕掛けが微妙に変化すると思う。

△ゼンノロブロイ。
この馬の守備範囲は2400mくらいまでなのだろう。
神戸新聞杯はそういう勝ち方だった。
ペリエで何処まで持っていけるか?

△ニシノシンフォニー。
前述の色々な思惑がある中、前走のような、けれんみのない逃げでギャフンと言わせて欲しい。

△チャクラ。
ヘイルトゥーリーズン〜サンデー系が多い中でのロベルト系。
これはクサイ(笑)。

従って買い目は
馬連 8−1、2、4、17 各1000G。
    8−13 500G
3連複2−8−1、4、13 各500G
    8−17−1、2、4、13 各1000G
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