予想屋ダービーマッチ 03秋
羽柴秀長の予想

三冠を目指すネオユニヴァースと神戸新聞杯で圧勝したゼンノロブロイ。
菊花賞でもこの2頭が主役になると思われるが、果たしてこの2頭に割って入れる馬がいるのか・・・。

ネオユニヴァース、ゼンノロブロイ共に甲乙つけ難いところだが、とりあえず◎ゼンノロブロイを本命としてみたい。

本命とした主な要因としてはネオユニヴァースとは対照的な枠順を重く見たため。
京都3000mはスタート後すぐに3角を迎えるために内枠の方がコースロスも少なくなるし、
位置取りも極端に悪くなる事はない。ネオユニヴァースが対照的に大外枠に入っている分だけ
この内枠は有利になると見た。

またダービー2着時は完璧なレース運びを見せたにもかかわらずネオに敗れたのだが、
夏を越して迎えた神戸新聞杯では一気に逆転までもって行った。
しかもネオと同じ休み明けという条件で、後続に0.6秒差、ネオに対しては0.7秒と大差をつけたのだから大きい。

距離面での心配をする方も居られるようだが、基本的にダービーで上位に来れれば菊花賞でも通用する傾向がある。
昨年も距離面で心配されていたメガスターダム(ダービー4着で、菊ではダービー最先着馬)が勝ち馬と僅差の3着と好走している。
また折り合い面でも心配ない所は強みだし、瞬発力だけでなく持続的な脚も使える所はダービーで証明済みで、
3角過ぎからのロングスパートも可能のはず。
前走にしてもまだ目一杯の仕上げをしたのではなく、まだ余裕を持たせていた感じはあったので、まだ上積みが見込める点も大きい。

対して○ネオユニヴァースだがこちらも◎馬に劣らぬ評価はしたい。
確かに大外枠というのはいい条件ではないかもしれないが、終始揉まれずにレースを進めれるし、
距離面での心配がないので外を回る展開になっても致命傷にはならないはず。
先行勢も多く揃っている事からスローペースにはなりにくそうなところは、どちらかといえば瞬発力勝負は避けたいこの馬にとっては好都合。
ただ前走で同じ休み明けという条件でゼンノロブロイに0.7秒も差をつけられたのは不満。その辺りもあって対抗評価にしておく。


上位2頭に次ぐ馬として
このメンバーで最も距離適性が高いと思われる△ザッツザプレンティ、京都コースで相性が良い★チャクラの2頭を警戒。

特にチャクラは京都新聞杯での内容が良かったし、ダービーで1.0秒差の6着ならギリギリ穴としての評価はできる。
3角の下りで行き脚をつけて直線追い上げる・・。昨年のファストタテヤマと全く同タイプの馬だ。


サクラプレジデント前走で一瞬しか脚を使えない事は武豊も理解したはずだし、
内にモタれる癖があるので最内強襲の策に出るのが濃厚。ただスローの瞬発力勝負になった場合なら浮上の余地はあるが、
持続性ある脚を求められる展開になると苦戦するだろう。元々がマイラータイプの馬。
ある程度距離適性というのを考えるとちょっと買い控えたい馬だ。

神戸新聞杯4着のリンカーンもまだ見限れないだけの要素はある。
しかし折り合い面で多少の不安があるし、こちらも長い脚を使えるかどうかの疑問がある。

馬連
4-17  8000円
3連複
4-8-17  1000円  4-13-17 1000円
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