予想屋ダービーマッチ 03秋
ミントの予想

菊花賞は『強い馬が勝つ』と言われる。
その名の通り、このレースの勝ち馬は人気薄であってもこの後活躍することが多い。

3000mとはいえ、今の日本には突出したスタミナ馬がいないから
総合力を問われることが多くなったからだろう。
それを物語るかのように、サンデーサイレンス産駒の連帯率が比較的高い。
今年は有力なサンデー系産駒が多いので、レベルの高いものとなるだろう。

セントライト記念は相当悪い馬場でかなりの前残り競馬となり、勝ちタイムも2400mかと思うよう。
さすがにこれでは比較は出来ないので、結果は無視しても構わないだろう。

◎リンカーン
個人的に春から期待してた馬。というより、半年前からこの馬だと予想してた。
この世代にはデビュー前から期待していた馬が2頭いる。
ゼンノロブロイ・シンワインザダーク(後者はプリンシバルS5着後ソエで放牧)なのだが、
前者をすみれSで負かせた時に、この馬が今年のダービーを取るのだと思っていた。
だが青葉賞を前に喉の病気にかかり、その為にダービーは完全な調整不足。
スタートも良いものではなく、掲示板にも載らなかった。
前走の神戸新聞杯では直線で前が塞がり、思うように伸びなかった。
なんとも不運続きな馬である。
しかし、この馬がこのレースに一番合った血統だろう。
母は欧州系の重厚なスタミナを備えていて、
それにサンデーの勝負根性と瞬発力が加わった形となっている。
前走の2000mでは正直距離が足りなかっただろう。
枠も内枠だし、前のほうを取ることは容易。あとは調整。
力を出し切る事が出来れば、まず負けないだろう。

○ネオユニヴァース
二冠、一線級の古馬相手に4着と、実績・実力ともにトップクラス。
どちらかといえば長めの距離を得意とする血統も良いが、
デムーロが乗るのが一番の魅力。この人の追いがあってこその馬だ。
前走は負けはしたが、2000mではゼンノロブロイに負けるのも仕方ないところ。

外枠だが差し馬なので特に不利でもないし、三冠達成も十分考えられる。

▲アスクジュビリー
明らかに長めが得意だと思うのに、前走のマイル戦で差して4着に入ったのは立派。

当然3000mならチャンスは大きい。
10戦して4着以下が1回しかないという安定感も魅力。
荒れる展開なら間違いなくこの馬が連対してくるだろう。

△マッキーマックス
この馬にも長距離適性は十分にある。
前走の負けは半年の休養明けと馬体重増で仕方ないのだが、休養前まではかなりの実績を残していた。
切れ味勝負になれば面白いだろう。

×チャクラ
1勝馬ではあるが、距離が長いところでは大負けしないところがある。
さすがに勝つのは厳しいかもしれないが、連対なら可能性は十分にある。
昨年のファストタテヤマのような存在になりうるか。

前走の神戸新聞杯を圧勝してここに臨んだゼンノロブロイだが、
血統で見てもレースを見ても2400mでギリギリのようだったのにさすがにこれは厳しいかと。
最初は天皇賞へ行くとされて相当期待してたのに残念…
ペリエが乗るし天皇賞だったら間違いなく本命にしていたのだが…


買い目
単勝 2 リンカーン  10000

かなり応援馬券になってしまったけど…頑張ってほしい。

【予想屋の「評価」をお願いします。】