今年は３歳馬が７頭と半数を占め、
その中でも秋華賞の１〜３着馬が出走とトップクラスのメンバーが出てきた。
牝馬三冠馬、超良血馬、ＧＩ全てで好走してる馬と、
話題性は十二分にあり、かなり人気が集まりそうなのだが、
果たしてそれらは信用に値するものだろうか？

秋華賞当日に行われた同コース、同距離の１０００万下のタイムは
（勝ち馬ヘブンリーロマンスは３歳馬で今回出ているのだが）
１．５９．６　　前３Ｈが３６．７　　後３Ｈが３５．２

昨年の全盛期のファインモーションと比べるのはさすがにどうかと思うので、
一昨年の二冠馬テイエムオーシャンが勝った秋華賞のタイムは
１．５８．５　　前３Ｈが３４．８　　後３Ｈが３５．９

そして今年の秋華賞のタイムは
１．５９．１　　前３Ｈが３５．４　　後３Ｈが３５．５

ＧＩはおろか、重賞クラスとは言い難いようなレース。
準ＯＰクラスと言ってもいいかもしれない。
確かに、牝馬三冠を取れるような万能性、
血統に裏づけされたまだ見えざる底力には怖いものがあるが、
確実な信用性があるとは断言できないように思われる。

話題性といえば、このレースに外国馬が出るのは初めてだった…かな？
結構レベルの高い外国馬が２頭出てるのだが、
双方ともスピード色が強い傾向。時計がかかる展開なら面白いのだが、
日本の芝に合うか微妙なとこだし、信用できるものでもなさそう。

古馬の中ではダイヤモンドビコーは相変わらずリズムを崩してるので、
ペリエ騎乗で大駆けの可能性も無い事はないが、何かきっかけが無いかぎりは難しい。

スマイルトゥモローは前走に天皇賞秋と同じような超ハイペースで飛ばし、
久々に好走したのだが、
それまでは凡走続きだったし、ああいう思い切ったことしないと今後勝てないかも。

前走と同じように大逃げをやってくれれば面白いと思うのだが…



ここは府中牝馬Ｓ組の１，２着馬をそれぞれ本命、対抗としてみる。
かなり堅実な競馬で大負けが無いレディパステル、
ステゴのように２着ばっかり取るローズバド。おまけに騎手もノリだし。


３歳馬無視の方向でいくと、かなり絞れてくる…


買い目　　馬単　３−１５　表裏各５０００