予想屋ダービーマッチ 03秋
朧の予想
<天皇賞> 先日、以前から誘われてたお茶会というものに参加しました。 実に息苦しい展開だったのですが、お茶とお菓子は美味しかった。 ただなんせいちいち長いですよね。待ってる間色々と考えたんですけど、表千家裏千家武者小路千家とかあるけど 何が表で何が裏なのかなあとか。長々と考えた結論が、表ってのはモザイクが入るけど、裏ってのはモザイクが入らない。 で、たまにお茶を立てながら別のところが立っちゃったりして「これは結構な点前で・・・」なーんて言ったりした人が昔いたのではないかと。 とかくだらないことを考えるくらい時間に余裕があったわけです。まあそれでも気になったんで帰りに図書館に寄って調べたんですけど 千家ってのは当然千利休の千家。で千利休は本名が田中与四郎。 これは危険です、一歩間違えれば田中義剛ですからね。利休のお茶は余計な飾りたてをしないってのが本筋らしいんだけど ちょっと哲学的過ぎて理解できないところもあります。 例えば、 「利休に呼ばれて師匠の武野紹鴎がお茶会に行く途中でとても美しい耳のついた花瓶を見つけたが、その時は買わずに紹鴎が 次の日に弟子に買いに行かせた。しかしもう売れていて紹鴎は利休が買ったと思って利休を訪ねたらその花瓶がやはりあった。 でも片方の耳が壊されててそれを見た紹鴎は「実は私もこの花瓶を見たとき完璧な美しさだと思ったが完璧すぎるんで片方壊そうと 思っていたんだよ、ほら」と言って懐から金槌を出した。それを見て利休と紹鴎は大笑いした」 民名書房刊『松尾の奇跡(伴内除く)』より 正直いってさっぱり意味が分かりません。私がその場にいたら「お前達何わけ分からんこと言ってんだ!」ってその金槌で二人の頭を 殴りつけますけどね。話は戻って表千家ってのは直系でそこから枝分かれしたのが裏千家、また別の道を辿って京都の武者小路で 官休庵を設けたのが武者小路千家のようです。これらは市井の茶を継いだもので、武家の茶の湯と言うのは有名な古田織部を筆頭とした 利休七哲ら高弟が伝えたんですって、勉強になりましたね。 それでは最後は知ってるつもり!?風に利休晩年の言葉からこの言葉でお別れです。 「私が死ねば茶は廃れる」って弟子が可哀相ですよね・・・ で、お茶会の続きなんですが全員が一服してその後雑談会にみたいになったわけです。当然男は私一人で話に入れず。 その話なんですが、彼女達はどうやら随分陰陽師というやつに入れ込んでるらしくてなぜか安倍清明のことを「清明様!清明様!」って 言うんですよ。てめーが化け物みたいな顔しやがって本人がいたら真っ先に除霊されるのはお前達だぞ、と言いたかった・・・もう2度と 行きません。。 さて、競馬ですが京都は外が良く伸びそうなイメージ。やはり外回り二二ならば差し馬。ローズバドに白羽の矢を立てよう。 今年のマーメイドで雨の中見事に復活。前走も鋭い末脚を披露。スマイルトゥモローの爆逃げがここでも見られそうで、平坦京都で 一昨年のイメージ。3冠馬スティルインラブ。レースにいくとイメージ以上に力強い走りを見せる馬。3歳馬とは勝負付けが済んでるし、 桜花賞とオークスの比較から見ても二千よりも二二、内回りより外回り向き。やや余裕のあった前走での馬体からも上積みあり。3歳で 勝負になるのはやはりこの馬だけだろう。 ダイヤモンドビコーが昨年に続いてぺリエを背負って上位進出を狙う。昨年は比較的前目に付けてファインが動いてもむしろ2着を狙う 騎乗でレディ以下を完封。今年は振るわないが牝馬限定ならまだまだ。摩擦の濃い競馬の方が元来合ってるように思える。 レディパステルの人気がない。一頓挫あった故の人気離れだろうが出てくる以上は牝馬戦なら力は上。今年の中山牝馬を勝ったあたり から凄みが増したようにも見える。あの立ち回りは苦汁を舐めてる京都の下り坂をも克服できるかのようにも思わせたが、引退レースと いうのが不安。花道飾ったのはファレノプシスとドーベルくらいで、不安から回らせてくるだけの騎乗も考えられなくは無いと勘繰ってしまう のは悪い癖か。それでも今まで牡馬相手も含め掲示板を外したことが無いのは立派。本来ならもっと長く活躍できるのだろうがこれは クラブホースの宿命、とにかく頑張ってほしい。 アドマイヤグルーヴは線が細い印象。弾けるかどうか以前にまだ古馬相手は厳しい。ヤマカツリリーも同じく。先行勢に厳しい展開も 予想される上、元々末脚は弱い馬。おそらくザッツのイメージで乗るのだろうがそこまでのスタミナの持ち主ではない。外国馬は見たこと 無いが穴人気するくらいなら買いたくないのが本音。 ◎ローズバド ○スティルインラブ ▲ダイヤモンドビコー △レディパステル 馬連5−15 3000 9−15 1000 3−15 2000 5−9 1000 3−5 2000 3−9 1000 |
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