予想屋ダービーマッチ 11秋
くおーれの予想

◎ 9.オルフェーヴル
○ 1.ブエナビスタ
▲ 7.トゥザグローリー
★ 10.トーセンジョーダン
☆1>2.ヴィクトワールピサ
☆2>5.エイシンフラッシュ
△ 3.8.12

2年前の有馬記念。勝ったのはオルフェーヴルの兄ドリームジャーニーで2着は先行策を取ったブエナビスタだった。この再現と見る。3冠馬オルフェーヴルが古馬をも飲み込みそうだ。世代では3枚以上抜けた存在である事はここまでで証明したが「本当に強い馬ならばコースは不問」であるしジャパンCを使わずここまで待ち、調教も1週前から意欲的。ここ照準、で来ている。ダービー・菊2着のウインバリアシオンがジャパンCで後方まくり→4角先頭の強引な競馬で最後こそタレたが5着に入った事を考えれば今年の世代レベルが低いとは言えず、気性的な問題で引っかかったりがなければ大丈夫だろう。大崩れは考えづらい。

ここが引退レースとなるブエナビスタも当然上位。ジャパンCの勝利でまだ衰えなし、を見せた。引退式を控える身であるしジャパンCは「負けられない舞台」であった事を考えるとここがメイチではないだろう。昨年のような大外一気だと切れすぎるあまり斜行のリスクがつきまとう馬だけに勝ちきるまでのイメージは湧かないが複勝圏内には入ってきそう、そんなイメージ。ここで無理に実績を作らずとも「既に名馬」であるのだから、「無事是名馬」で終わってほしい。ブエナビスタに限らないが、ともかく無事に走り切ってもらいたい。中山の師走競馬でレース直後引退式、というパターンは近年ではタイキシャトル(1998年スプリンターズS)が最初であるが、タイキシャトル3着、シンボリクリスエス(2003有馬)1着、ディープインパクト1着(2006有馬)、ダイワメジャー3着(2007有馬)の4例ありブエナビスタが5例目。レース直後引退式を開ける事が既に「名馬の証」であるが引退戦で大崩れしていない点はまだデータ的に信頼できるサンプル数ではないものの注目しておきたい。数年のうちに「顕彰馬」入りすることはほぼ確実だろう。ここで関係者・ファンを悲しませる「故障」だけは絶対にあってはならない。

3番手は阪神開催だった日経賞1着以来結果が出ていないトゥザグローリー。冬場は走る馬。春競馬は距離が長すぎた上に乗り替わりなどで不運が重なった天皇賞春、夏負けの宝塚記念は敗因明らか。天皇賞秋はオーバーペースの分、JCは切れ負けの中身なら切れがさほど重要視されない中山2500mで巻き返しはありそう。有馬記念はそれまで不振でも前年度結果を出した「リピーター」が再度結果を出すレースでもあり(エアシェイディやダイワスカーレット・ダイワメジャー、昔に遡ればナイスネイチャの3年連続3着など)昨年GI実績がなかったにも拘らずそう差のない3着に来た実績は無視できない。

この秋力をつけてきたトーセンジョーダンだが激闘後の反動はさすがに否めないだろう。ここ2戦の躍進ぶりは評価するが昨年スローを作りながらもヴィクトワールピサにバックストレッチでマクられ展開が厳しくなり、5着に沈んだところから成長しているかがカギだ。今年も展開的にはヴィクトワールピサが早めにマクリそうだしオルフェーヴルも3〜4角で早めに動いてきそうで今回は天皇賞やJCに比べると展開面では厳しいし究極のハイペースとGIのスローペースを2戦ともメイチで使ってきた・・・となるとここも完調とは?
ヴィクトワールピサは一度ガタっと来た後の立て直しが難しいサンデーサイレンス系の宿命になるか、ピンロクタイプだろう。ここを勝つ実力はもちろんある馬だし中山ではいずれも重賞で(4-0-0-0)といまだ負け知らず。
ジャパンCはレースをしておらず回ってきただけ。調教を見ると完調手前の印象ではあるが・・・・

連下には有馬記念はヒモが荒れての万馬券が結構出るレースで、逆転を考えて穴馬に。アーネストリーは人気馬ながらこの評価であるが、基本はタップダンスシチーのような中距離専用機で中山の2500は本質的には向かないと見てこの評価にした。ローズキングダムはGIで元気がなかったが京都大賞典で騎乗した後藤騎手に手が戻った。後藤騎手との手が合う馬でもあるし、大穴十分。逆に8枠は軽視。穴人気になっているレッドディヴィスだが能力の高さは認めるがコーナー6回競馬での8枠は不利であるし、繊細な気性が仇になる危険性を孕む。鳴尾記念組はレースへは直結せず今回は見送り。この傾向は来年冬開催となる金鯱賞・朝日CCにも受け継がれそう。
昨年のルーラーシップもここでいきなり結果を作ることはできず。そのルーラーシップはツメの不安明け。今回は厩舎のバーター的存在だろう。

金曜の予想ではジャパンCはまったく競馬にならなかったペルーサを△に入れ、大穴要員の予定ではあったが脚元に不安が出たとのことで土曜朝に出走取消。出遅れ癖こそ解消したものの今年も気持ちとの戦いが続き、今年は消化不良のままシーズンを終えてしまったのが残念でならない。13頭立て少々少ない頭数での有馬記念だが、世代を越えたスーパーバトルに変わりはない。

3連複 1軸流し
09=01.02.03.05.07.08.10.12 28点×300G(8400G)

3連複
01=09=総流し 11点×100G(1200G)

3連単
09→01→02.05.07.10 4点×100G(400G)






























今年はアンコールSと賞金王が時間的にだだかぶりなので、他競技の予想はなしで。来年もだだかぶりです。
とりあえず東京大賞典は◎スマートファルコン△ツルオカオウジ・ゴーディー で遊んでみます。現地行けませんが。