■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

　第5回秋華賞(G1)
　京都11R　芝・内2000m　4歳オープン(混)(牝)(指) 定量 曇 良
順位 馬名 性年 騎手 タイム 調教 印
1 4 ティコティコタック 牝4 55.0 武幸四郎 1:59.9 420 -20 BC
2 14 ヤマカツスズラン　 牝4 55.0 池添謙一 1/2 496 +2 B
3 5 トーワトレジャー　 牝4 55.0 上村洋行 3/4 458 -4 B ◎
4 2 チアズグレイス　　 牝4 55.0 松永幹夫 1 502 -6 B
5 3 グランパドドゥ　　 牝4 55.0 河内　洋 3.1/2 448 0 B ×
6 9 ジェミードレス　　 牝4 55.0 岡部幸雄 ハナ 434 -2 B ▲
7 6 バイラリーナ　　　 牝4 55.0 小林淳一 1.1/4 440 +6 BC
8 13 マターラミツル　　 牝4 55.0 安藤勝己 ハナ 420 +6 B
9 15 レディバラード　　 牝4 55.0 熊沢重文 ハナ 476 -12 BC
10 12 シルクプリマドンナ 牝4 55.0 藤田伸二 アタマ 436 +2 B
11 10 ニホンピロスワン　 牝4 55.0 福永祐一 ハナ 458 -2 AB
12 8 サファイヤコースト 牝4 55.0 幸　英明 1/2 492 +2 BC
13 18 カリスマサンオペラ 牝4 55.0 石橋　守 3/4 466 -4 B
14 7 フューチャサンデー 牝4 55.0 横山典弘 1.1/2 434 -10 BC
15 16 サニーサイドアップ 牝4 55.0 後藤浩輝 アタマ 446 +4 AB ○
16 1 ポンデローザ　　　 牝4 55.0 渡辺薫彦 1.1/4 448 +2 AB
17 17 マニックサンデー　 牝4 55.0 田中勝春 1.1/4 486 +16 BC
18 11 マルターズスパーブ 牝4 55.0 柴田善臣 1.1/2 440 -4 B
ハロンタイム　 12.4 - 11.2 - 12.4 - 12.4 - 12.4 - 13.1 - 12.1 -
　　　　　　　 11.5 - 11.2 - 11.2
上り 　4F 46.0 - 3F 33.9
1コーナー　 14(2,3)(4,11,18)(8,9,17)12(5,6)16,10(13,15)1-7
2コーナー　 14-2,3(4,11)(8,18,17)9(5,12)6,16,10,13,15,1-7
3コーナー　 14(2,3)(4,8,11,18,17)(5,6,9,12,16)10(13,15,7,1)
4コーナー　 14(2,3)(4,8,11,18)(5,6,9,12,17)16(13,15,10,1)7
＜払戻金＞
単勝 04 　2710円 10番人気 　ワイド 04-14 　7100円 75番人気
複勝 04　 920円 11番人気 　　　　 04-05　 4030円 47番人気
　　 14　 710円 9番人気 　　　　　 05-14　 3340円 36番人気
　　 05　 410円 5番人気
枠連 2-7　 4480円 19番人気 　馬連 04-14　 30010円 78番人気
　レース短評
　☆全体的に操作されたように見事なＳペース。周りが騒ぐとこういうこともありえるなと
いう一戦だった。北海道で唯一頭古馬相手に勝ち鞍上げてきたティコティコタック。
密かに４勝馬（←降着あり）で幹夫の癖を考えれば相手も絞れて取れる万馬券だった。
　ティコティコタックはすんなり出ると内目の４，５番手追走。前のチアズは恰好の標的で
スローでもぴたりと折り合う。終始良い手応えで直線向いてからはチアズとは切れに
雲泥の差が。展開に恵まれた面もあるが力を出し切ってのＧⅠ戴冠は陣営と信じて
乗った幸四郎の勝利。次で真価が問われる事になりそうだがそこそこはいけそう。
　ヤマカツスズランは普通に出て当たり前のようにハナへ。向こう正面であっさりスローに
落とすがチアズが突つかないので絶好の展開。４角手前でちょっとだけ手応えが怪しく
なるが粘りこむには十分の余力。鞍上は勝ったと思っただろうがあの上がりで差し切られ
てはどうしようもない。
しかしあきらかに展開に恵まれてのものでこちらは次へとは繋がらない内容。人気
背負ってこけるだろう。理由も無くこの馬をビリに推した私はほんとに恥ずかしい、
スイマセン・・・
　トーワトレジャーはもっさり出て無理せず埒に寄り馬なり追走。４角手前で勝ち馬の
後ろについて追い出し開始。この馬が切れたこともあるが勝ち馬の道を通って突っ込んで
きた。内々でロスなく立ち回った鞍上の好プレー。状態の良さが生きた事も上位進出の
要因かな。
　４着のチアズがある意味万馬券の立役者。ゲートも良くすんなり２番手でいつ抜け出す
かだけ。しかしヤマカツをなめたのかペースを上げたくなかったのかあるいはその両方か
なぜか４角も２番手。サンデーのお嬢さんにしては切れ味に欠けるためスローなら４角
先頭は絶対条件。全ての馬が敵だということを忘れていた幹夫の乗りミス。
あの手応えで突き抜けられないのは些か八○長くさいしね。
　ジェミードレスは展開に恵まれたがやはりマイルの方があってる感じ。
　グランパドドゥは後ろから行くと思いきや前に付けた。これは河内の読みがずばり的中。
だがやはり決め手に欠ける。シルクはスタートでこけてその瞬間に全てが終わった。
３角で手一杯、このペースならもっと前につけてこそ。しかしエリ女では出てくれば買い。
今日のトゥザビクトリーの勝ち方を見れば分かります。。
　ニホンピロスワンは実力不足。上がりがかかってこそだがこのペースでも早めに動こう
としなかった祐一に疑問。
切れないわけじゃないんだから・・・展開が向かないなら向くようにするのヤネの役目。
もうちょいしっかりして欲しい。
サニーは上がりがかかったほうが持ち味生かせるか。
（朧さん）
　☆今年の牝馬クラシックを象徴するかのように、SS産駒6頭・山内厩舎4頭出しとなった
秋華賞。前日1番人気のシルクプリマドンナと同じく3番人気のチアズグレイスの人気が
当日になって急接近、最後は僅かな票差でシルクが1番人気になった。
　シルクプリマドンナがあおったものの、各馬まずまず揃ったスタート。マルターズスパー
ブが意識的に下げて、前走惨敗で大幅に人気を落とした3歳女王・ヤマカツスズランが
楽に逃げて1000ｍ60秒8のスローペース。やや離れてチアズグレイス、グランパドドゥが
2番手争い、その後ろの3番手集団にティコティコタック・マルターズスパーブ・カリスマサン
オペラらがつけた。シルクプリマドンナは出遅れた上に12番枠で前に行けずちょうど中団
からの追走。
　遅い流れにもかかわらず、前にチアズグレイスがいたこともあってか、誰も逃げるヤマカ
ツスズランに並びかけることすらないまま直線へ。ヤマカツスズランが後続を引き離しに
掛かる。手応えがあるように見えたチアズグレイスは思うように伸びず、一瞬ヤマカツスズ
ランが逃げ切ったかと思ったところへ、好位追走のティコティコタックと中団追走から押し
上げてきたトーワトレジャーがインから襲いかかり、結果ティコティコタックが半馬身差し
切った。2着に終い3F34.0の二の脚で踏ん張ったヤマカツスズラン、3着トーワトレジャー。
チアズグレイスは伸びあぐねて4着、人気のシルクプリマドンナは中団ままの10着。
3番人気ニホンピロスワンは遅い流れに嵌って11着、マルターズスパーブは謎のシンガリ
惨敗に終った。
　馬連3万馬券の主役となったティコティコタック・武幸四郎JKはともにGⅠ初制覇。
父サッカーボーイという血統に加え、速い脚が使える点が魅力。-20キロの馬体重も
手伝ってか人気薄ではあったが、北海道で古馬を一蹴してきた馬。今後の成長次第
だが、更なる大物へと変貌を遂げてくれることを願う。
　ヤマカツスズランはボトルが2本入っている脚で実によく踏ん張ったと思うが、緩いペース
だったこともあり、距離にメドがついたかという点では疑問が残る。なんにしても、一介の
早熟馬ではなかったということは証明できたと思う。
　3着トーワトレジャーは惜しいレースだったが、4歳秋に上昇してきたトニービン産駒という
ことで今後に期待を抱かせる内容。ただしここ2走連続3着で、本賞金が加算できておらず
、まずは準オープン脱出が先決。
　チアズグレイスは若干太かったこともあるだろうが、この馬には上がりが速すぎた感じ。
　グランパドドゥは春と比べても同期の一線級との差があまり縮まっていない気がする。
血統から今後の成長力にも不安が残る。
　マターラミツルとレディバラードは後方からよく伸びていた。前者は血統的に奥がありそう
なので今後に期待。
　シルクプリマドンナは前述の通り出遅れと枠順が全て。
　ニホンピロスワンは展開も向かなかったが、上がりの速いレースは向かない気がする。
　マルターズスパーブは不可解な惨敗。米国遠征どころではなくなった。
（ＦＵＫＵさん）
※調教は、森さん調教評価　印は竜神の予想　となっています。