■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/ |
第25回エリザベス女王杯(G1) 京都11R 芝・外2200m 4歳上オープン(国際)(牝)(指) 定量 曇 良 |
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ハロンタイム 12.3 - 11.0 - 12.2 - 12.2
- 12.9 - 13.5 - 13.2 - 11.6 - 11.4 - 11.2 - 11.3 上り 4F 45.5 - 3F 33.9 1コーナー 5(1,16)(3,15)(2,10,11)4(6,8)(7,13)12(9,17)14 2コーナー 5(1,16)3(2,15)10,4,11,6(7,8)13,12(9,17)14 3コーナー 5,1,16,2(3,15)10(4,11)12,6(7,8)(13,17)(14,9) 4コーナー 5,1,2(3,16)(4,15)10(7,11,12)(6,8)(13,17,9)14 <払戻金> 単勝 02 640円 3番人気 ワイド 01-02 540円 2番人気 複勝 02 250円 3番人気 02-14 3570円 42番人気 01 130円 1番人気 01-14 1590円 17番人気 14 640円 10番人気 枠連 1-1 1110円 4番人気 馬連 01-02 1110円 2番人気 |
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レース短評 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
☆まず結論から言ってしまえば、牝馬限定GTと言っても、やはり一線級の牡馬相手に 好走できるような馬じゃないと勝てないということ。 "名牝"よりも"女傑"、牝馬相手の好走歴より牡馬相手に勝ち負けしてきたかどうかが 上だったというワケだ。そして、古馬解放以来、エリザベス女王杯の連対馬にはすべて これが当てはまっていると言える。 なんのことはない、結果論と言ってしまえばそれまでだが、今年も同じ事だった。 パドックではプリモディーネの+40キロにビックリ。 "いくらなんでもこりゃ来ねぇよなぁ・・・"と。 フサイチエアデール、トゥザヴィクトリーも2ケタ増だったが、その辺りはさほど気にならな かった。 ヒシピナクルあたりがダッシュがつかなかったが、人気馬はそれぞれ好スタート。 トゥザヴィクトリーが大方の予想通り前に行く。 オリーブクラウンが行かず、行くと言っていたらしいヒシピナクルがスタートで煽って、 楽にトゥザがハナ。 2番手の内にフサイチエアデール、好枠を生かして先行。 そのすぐ外に行き損なった感じのオリーブクラウン。 4番手にスプリングチケット、これはいささか掛かり気味、これに並びかけるようにして メジロサンドラ。 その直後でファレノプシス、クリスマスツリー、プリモディーネが並走。 さらに出遅れたヒシピナクル、その後ろにサニーサイドアップとウメノファイバー、そして ナリタルナパーク、シルクプリマドンナ。 その外を3コーナー手前から上がっていったのがトーワトレジャーだったが、1000m 1.00.6−1400m1.27.3というスローの上がり勝負で外回してはムリ。 その後方にさらに3頭、内ニホンピロスワン・外ブゼンキャンドル。 最後方から14番のエイダイクインといった体勢。 3コーナーから4コーナーの淀の坂、ファレノプシスが単独3番手に進出、前を射程圏内に。 その前ではフサイチエアデールがトゥザヴィクトリーを外からつついて潰しにかかる。 オリーブクラウンは急激に上がったペースについてゆけずにたまらず後退、ヒシピナクル・ ナリタルナパークあたりも動いて直線に向いた。 トゥザヴィクトリーが踏ん張ったがすぐにフサイチエアデールがこれに並びかける。 ファレノプシスはこの2頭のすぐ外に持ち出してムチが数発。 後続は前が止まらずなかなか伸びて来れない。 5歳の人気馬2騎のマッチレースか・・・と思ったが、トゥザがパッタリ止まってエアデール 先頭。 しかしそこへファレノプシスが4歳時のキレを彷彿とさせる末脚で襲い掛かってきた。 一度交わされたエアデールはすでに余力無し。 ファレノプシスGT3勝目、そして2年1ヶ月ぶりの勝ち星で引退に花を添えた。 3着には4角最後方、外からもの凄い脚でエイダイクインが突っ込んだ。 有終の美、ファレノプシス。 陣営の執念の調教が実を結んだ。 相次ぐ不利・故障でこの1年余り1度もマトモに走っていなかったわけだが、最強世代の 牝馬2冠馬の能力を見せてくれた。 それにしても松永幹JKという人は牝馬で先行するととたんに上手くなる気がするの だが・・・(笑) 母の斬れ味を受け継ぐような産駒の出現を期待したい。 先行抜け出し正攻法のフサイチエアデール。 最後に差し込まれたものの、強い内容だったと思う。 この後有馬1走で引退という話らしいが、正直来年以降も見てみたい馬なのだが・・・? GTタイトルを獲得してから引退して欲しいというのが筆者の本音。 展開面で一番割を食ったのは4角最後方のエイダイクイン。 直線入り口までに押し上げつつ外を割って素晴らしいキレ味を見せたが、勝ち馬から0.4 差3着がやっと。もう少し前が速ければ・・・。と思わせた。 2年目二本柳JKも実に良く乗っていた。惜しい。実に惜しまれる終いの脚だった。 それにしても単勝10番人気・複勝600円は人気なさ過ぎ。 なんでまたこんなに人気が無かったのだろうか。 クイーンSで強い競馬で2着していたのに・・・。 4着に沈んだトゥザヴィクトリー。 直線でパタッと脚が止まった。 3コーナーでエアデールに来られた時点で勝ちは無いと思ったが・・・。 距離が微妙に長いのか? スピードで押し切れるほど2200は甘くない。 サイレンススズカは別格だったが。 なんだかんだ言っても5着に来ているシルクプリマドンナ。 ここまで速い上がり勝負になると流石に辛いのだろうが、どうやら筆者が思っていたよりも 成長している感じ。少しでも身体が絞れたのもあるいはプラスに働いたか? クリスマスツリーは相変わらず斬れないし、相手なりに堅実によく走っている。 中団やや前での追走からそのままなだれ込んだ。 ニホンピロスワンは流れ不向き。 よく伸びていると思うが・・・。 前がもっと速くなれば古馬相手でも十分勝負になるのではないだろうか? トーワトレジャーは穴人気していたが、早めに動いて直線伸びず。 前にも書いたが、この流れで早めに外を回しては勝ち負けなどムリだろう。 あれで勝つには抜けた能力が無いと厳しいと思うが・・・。 そこまでの力はまだ無い。 ウメノファイバーは・・・個人的にはもっと絞ってきて欲しかったと思うのだが。 もう終ったのか? 後1,2走観てから判断したいとは思うのだが・・・うーん。 プリモディーネは太い。なんぼなんでも太過ぎ。 +40キロ全部が成長分なワケが無い。 後20キロ絞れていいと思った。 もう2,3走して勝ち負けできないというのなら見切りもつけられる。 今回は論外。 4コーナーで前にいた人気3頭で決まるかと思ったが、最後の最後にエイダイクインが なんと4角シンガリから突っ込んできてくれた。 20世紀最後の女王決定戦、ペースには正直ウンザリの感もあるが、直線の攻防は見応 えがあった。 この中から21世紀、牡馬をなぎ倒すような本物の女傑が出てきてくれるだろうか。 エアグルーヴ・ヒシアマゾン・ファビラスラフイン級の女傑の再来を期待して20世紀牝馬 戦線の締めくくりとしたい。 (FUKUさん) |
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☆やはり内が伸びる(笑)。今日のレースは全てがファレノに向いていたような気がする。 トゥザのマークはフサイチの役目、これは仕方が無い。もしファレノとフサイチの位置取りが 逆なら結果も逆だっただろうが。それに加えて四位の乗りミスが重なり見事に差し切り、 優秀の美を飾った。 勝ったファレノプシスは内目4番手を追走。人気2頭を前に見る絶好の展開。 遅く流れたペースに少々戸惑い気味というか掛かり気味だったがしっかり折り合って 淀の坂へ。前2頭のマッチレースになるかというところだがまだ追い出さない。4角寸前で ゴーサインを出し、それにきっちり応えて一歩一歩詰め寄る。残り100できっちり捕らえて 貫禄勝ち。馬場の良いところを選んできっちりレースをさせた幹夫とそれに応えた馬、 引退レースを飾らせてあげたいという陣営の執念が実った勝利だった。 2着のフサイチは何ら責められる事の無い騎乗。あえて言うならほんの少し、ほんの少し だけ追い出しが早かったということか。内枠で揉まれないように番手の追走。スローで 流れたため前走の二の舞を踏んだらいかんと早めの潰し。直線入っても素晴らしい瞬発 力でトゥザを突き放す。競り落としたところへ外から強襲された。これは仕方が無い。 展開のアヤというしかない。相手を絞りすぎもいかがかなのもか?ともいえるが。 3着は最後方から突っ込んだエイダイクイン。スタートは悪くもなかったが意識的に下げ てのもの。なかなかの騎乗で末を生かすならこういう乗り方をするんだというお手本。 見事。 トゥザヴィクトリーは明らかな乗りミス。どういう競馬をするか楽しみだったが少々落胆し た。オリーブクラウンが絡んでこなかった時点で勝ちは見えたはずだがそこでスローに落 とすのは愚の骨頂。おそらく前走から上がりの競馬も大丈夫と踏んだのだろうが流れが 落ちついた時点で負け決定のクソ騎乗。瞬発力で明らかに上回る1,2着馬にアシストし てしまった感じ。厳しいようだがこんな乗り方は2度としないで欲しい。というか鞍上交代 しなかったら勝てないよ。 5着はシルクプリマドンナ。どうも行き脚がつかない。このペースで先行出来ない馬では なかったと思うのだが・・・状態がまだ戻ってないとしか言えないなあ。最後は地力で伸び てきたという感じ。 プリモディーネは40k増も太め感はそれほど無い。だがさすがにツライでしょう。もう一度 二度使ってから。しかし如何せん脚が良くないので深追いは禁物にしましょう。阪神牝特 に出てくるようなら買い。 トーワトレジャーもヘタクソ。向こう正面で外に出したときに嫌な予感はしたが予想通り。 あそこで外に出すなら早めに捲くり、末生かすつもりなら内に潜り込んでじっとしてろ。 欲を出しすぎ。 ウメノファイバーはぺリエで人気していたが如何せん実力不足。 ヒシピナクル。何でこの馬が売れてたかがわからない・・・京都の外回りで勝負するには 決め手不足ですよー。上がりの掛かる阪神のレース向きだっつーの。 全体的に言えるが押し上げが遅い。状態が悪いならともかくここはGTなんです。ペース が読めないような騎手は出てないでしょう。。 ましてや人気馬が前にひしめいているのに・・・ほんっとに分からない、というか些か後味 の悪いレースだった。 (朧さん) |
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※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。 |