■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第5回東京スポーツ杯3歳ステークス(G3)
 東京11R 芝1800m 3歳オープン(混)(指) 馬齢 晴 稍重
順位 馬名 騎手 タイム 調教
1 2 2 タガノテイオー   牡3 54.0 藤田伸二  1:48.5 430 +6 BC
2 1 1 ヒマラヤンブルー  牡3 54.0 柴田善臣  1.1/4 438 +2 B
3 5 7 ウインラディウス  牡3 54.0 岡部幸雄  1.1/2 490 -10 AB
4 4 4 グラスミライ    牡3 54.0 村田一誠  クビ 520 +4 B
5 7 10 オースミステイヤー 牡3 54.0 四位洋文  1.1/2 494 +2 B
6 6 9 ハリケーンルドルフ 牡3 54.0 田面木博公 1/2 446 -4
7 8 13 ヘイアンエルドラド 牡3 54.0 O.ペリエ  1 556 +10 BC
8 5 6 キャラバンラグ   牡3 54.0 的場 均  アタマ 454 -4 B ×
9 8 12 シンコウカリド   牡3 54.0 横山典弘  1 496 0 AB
10 6 8 メジロキルデア   牡3 54.0 吉田 豊  アタマ 522 -4 BC
11 4 5 ラガーサンライト  牡3 54.0 池添謙一  2.1/2 446 -4
12 3 3 カシマテンモン   牡3 54.0 田中勝春  9 426 0
13 7 11 スーパーウインザー 牡3 54.0 斉藤 誠  クビ 536 +4
ハロンタイム  12.8 - 11.3 - 11.8 - 12.5 - 12.4 - 12.5 -
        12.2 - 11.3 - 11.7
上り  4F 47.7 - 3F 35.2
2コーナー  (*1,3)(4,5)(2,7)(6,12)(11,13)(8,9)=10
3コーナー  1,3(4,5,12)(2,6,7,13)8(9,11)-10
4コーナー  (*1,3)(4,5,12)2(7,13)(9,6)8,10,11
<払戻金>
単勝 02  780円 3番人気 ワイド 01-02  1110円 12番人気
複勝 02  180円 3番人気     02-07  350円 2番人気
   01  360円 6番人気     01-07  880円 10番人気
   07  120円 1番人気
枠連 1-2  4470円 18番人気 馬連 01-02  4570円 18番人気
 レース短評
 ☆圧倒的人気のウインラディウス、札幌3歳で2着のタガノテイオー、素質馬と噂の
グラスミライ、シンコウカリド、唯一の2勝馬ヒマラヤンブルーとなかなかのメンバー。
クラシックに繋がる事を祈る。
 勝ちきったのは素晴らしい瞬発力を見せてくれたタガノテイオー。
スタート決めるも控える。外からグラスが来てやや行きたがるが上手くなだめて中団の
最内でじっくりと構える。ロスなく立ちまわって直線へ。見てても絶対に詰まると思ったの
だが(笑)1頭分開いたところへすかさず突っ込むと素晴らしい反応で突き抜けて完勝。
モノが違うのはこちらのほうかも知れない。個人的には私の馬券の邪魔をしやがってと
いう感じだが、来年のダービーで返してもらいたい。と思うくらいの強さを感じた。
ちなみに左回りの方が合います。
 2着には粘り込んだヒマラヤンブルー。気持ちスタート悪かったが押して押して強引に
ハナへ。これが良かった。息の入らないペースで逃げて好位組を潰したのは良かったが
この相手でこういう競馬をすると2着はあってもナカナカ勝ちきれない。しかし直線向いて
からの2枚腰はなかなか、どうしてという感じ。完成度は高く、見た目よりは強い競馬を
した。
 3着に圧倒的人気のウインラディウス。このレースでの印象を大事にしたかったので
参考レースのクローバー賞は見なかったのだが印象は殆どないに等しい。いろんな人
から話を聞いて強さを期待していたのもあったが普通にゲートを出て普通に追走し、普通
に伸びてきた。しかしそれでも3着は立派で使って素質が本物なら次は変わることは必至
だろう。
 グラスミライは素質だけで4着に突っ込んできた感じ。終始力んで走っていたが直線
ではあわやもシーンも。競馬を覚えれば重賞の1つや2つは楽に取れる器と見た。
 直線だけの競馬で5着にオースミステイヤー。ゲート出に失敗した時点で終わり。
タラ、レバは言いたくないが・・・距離伸びてなんぼ。
 シンコウカリドは距離短縮でどうかな。ヘイアンエルドラドは太い。その上湿った馬場は
走法からも合わない。終始のめっていた感じでぺリエも一苦労。
絞って良馬場で見直せる。距離も中距離型。
ラガーサンライトは能力不足。のれてる池添えでも馬の力が足りなくてはどうにもならない
ね。自己条件で地道に行きましょう。
(朧さん)
☆3歳重賞の中でも府中3歳S時代から出世レースとして知られるこのレース。
今年も重賞好走組や話題の○外など注目馬が顔を揃えたが、人気を背負ったのは
クローバー賞をレコードで圧勝したウインラディウス。
岡部−藤澤コンビは5年前にバブルガムフェローでこのレースを勝っており、その再来
なるか、と注目を集めた。

多頭数の3歳戦だけに、揃ったスタートだとかえって不気味だろうなぁ、などと思いながら
発走を待ったが、案の定ややバラけたスタート。
積極的にハナを叩こうとする馬も見当たらず、押してヒマラヤンブルーが先頭に立つ。
直後にカシマテンモンがいて、その後ろは10頭ほぼ一団。
1頭スタートで置かれたオースミステイヤーが離れたシンガリから。
ゆったりとしたペースで、ウインラディウス他各馬幾分掛かり気味の追走。
シンコウカリドが向正面から3コーナーで先行集団へ。
地方馬スーパーウインザーは3、4コーナーで後退。
その他の馬はほとんど道中の位置取りを維持したまま直線に向いた。
ヒマラヤンブルーが粘り込みを計り、2番手にいたカシマテンモンは早々と脱落。
内を突いたグラスミライだが思ったほどの伸びがない。
道中やや折り合いを欠いたウインラディウスもなかなか前を捕まえられない。
そうこうしている内に、札幌3歳S2着のタガノテイオーが内を割って鮮やかに
抜け出し1着。
2着にヒマラヤンブルーが踏ん張り、3着ウインラディウス、4着グラスミライ。
5着に3コーナー最後方から追い上げたオースミステイヤーが入線。

勝ったタガノテイオーは札幌3歳Sの時と違い、スパッと斬れる脚で抜け出して押し切った。
距離、コースとも申し分なかったようで、あとは距離伸びてどうか。
朝日杯に向かう公算が強いという事のようだが、陣営も眺めの距離に不安があるのか?
ただ単にGTの勲章と賞金が欲しいだけかもしれないが・・・。
2400も走れるスタミナがあれば、ダービーで楽しみ。
これは全馬にいえることだが、まずはそれまで無事に行ってほしい。
もちろん、その後もだが。

ヒマラヤンブルーは札幌の1200で5着→福島1700で2勝目を挙げての参戦。
なんでこんなに人気がなかったのか不思議だ。
先行して粘る姿は、かつての父・ネーハイシーザーにダブるものがある。
順調に成長し、気性が大人になれば、2000m前後でかなりの活躍が見込めると思う。
父ほどの持続するスピード能力があるかはわからないが、今後それが顔を出してくれる
ことを期待したい。
母方はダイタクヘリオスやダイタクヤマトと同じリュティエ系、まだまだ奥がありそう。
早熟血統ではない。

ウインラディウスは気性がまだまだ子供。
それでも直線は伸びており、折り合い面に進展あればクラシックをにぎわす存在になる
こと請け合いか。
ラジオたんぱ杯3歳Sに行くようだが、そこの結果次第である程度力関係にメドが立つと
思う。
なお、同じレースにヒマラヤンブルーらも出走を予定。

グラスミライはいわゆる血統馬・高額馬だが、直線それなりに見せ場はあった。
シアトリカル産駒で距離延長は歓迎だろうし、ダービーで観てみたい気もする。
これからの馬だろう。

オースミステイヤーは4コーナーから直線だけの競馬に見えた。
名前のとおり、距離伸びて変わるか?

ヘイアンエルドラドは・・・ペリエ騎手も乗りにくそうだったが、あるいはダートの方が
いいか?次の使いどころに注目か。

シンコウカリドは・・・もう1戦見てからか。
化けるか伸び悩むか?

なんにしても、まだまだこれからの馬たちばかり。
この1戦で全てを判断できるわけが無いのだが、今回の結果が後々明暗を分けるかも。
過去にそういう例はイヤと言うほどあるハズ。
○外も出られるようになったダービー・菊花賞へ向けて、今後約1年に及ぶ
クラシック・ロードはすでに序幕が開いているのだから。
(FUKUさん)
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。