■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/ |
第1回ジャパンカップダート(G1) 東京11R ダート2100m 4歳以上オープン(国際)(指) 定量 |
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ハロンタイム 7.2 - 10.4 - 11.3 - 11.5 -
11.7 - 11.9 - 11.9 - 12.8 - 13.0 - 12.8 - 12.7 上り 4F 51.3 - 3F 38.5 1コーナー 13-5-(3,12)(7,11)4(8,9)1,6(10,15)14-2 2コーナー 13-5-3,12(7,11)-(4,9)8,6,1,15,10-14-2 3コーナー 13,5=(7,12,11)3-(6,4)9,8(1,15)-(10,14)-2 4コーナー 13,5-(7,6)(12,11)-4(8,9)(10,1)(3,15)14-2 <払戻金> 単勝 06 580円 ワイド 01-06 1060円 複勝 06 210円 05-06 1860円 01 350円 01-05 2600円 05 610円 枠連 1-3 1870円 馬連 01-06 3240円 返還馬番: 16番 返還同枠: 8枠 |
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レース短評 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
☆第一回JCDはかなり速いペースでの流れで見事な捲くりを見せたウイングアローが 制した。2着には距離が長いと言われていたサンフォードシチー。3着はアメリカからの 刺客ロードスターリング、以下プりエミネンス、ファストフレンドと続いた。 なかなか見ごたえのあるレースになり、これでウイングアローは最優秀ダート馬の栄冠は ほぼ手中に。 ウイングアローは−1kでの出走。中間熱心にやってきてのマイナス体重だけに 2人引きで気合のりも張りも上々。当日にならないと分からないと言っていたが どうやら体調は良かった様子。ゲートも悪くなく内の馬が大挙して前に行ったのを見て スーっと埒沿いへ。10番手ほどの内を進んで2角あたりで外に出す。 前にファストフレンドを見ながら3角過ぎて徐々に仕掛ける。 すると素晴らしい反応で捲くっていく。直線入り口では圧勝さえ思わせる手応え。 この時点で勝ち確定。追ってからも些かの衰えも見せない伸びを見せる。府中ダートは これで3戦3勝、スタミナがものをいった一戦だったが息の長い脚を余すことなく 引き出した岡部の好騎乗ときっちり仕上げてきた陣営の勝利。完勝と言って良い。 ただ大井のような深い砂よりかは脚抜きの良い馬場のほうがあうので東京大賞典は ちとどうか。マイルでは展開次第だがフェブラリーの連覇を期待したい。 というかこの状態を維持出来るようだとかなり期待できそう。 2着には頑張ったサンフォードシチー。躓き気味のスタートも押さえて後方から。というか やや口を割り加減で進み、2角入り口で折り合ったらここにいたという感じ。 ハイペースにも慌てず騒がず自分の競馬が出来た1頭。3角で一気に動きがあったとき にも一呼吸置いた。これが結果的に良かったのかもしれないが、悪くない手応えで 直線へ。馬群へ突っ込んだのは大正解で、ばてた馬も上手く捌いて鋭い伸び脚。 最後は粘るロードも突き放して2着確保。距離と相手を考えるとよくやった。 ロス無く乗った鞍上も褒めてあげたいが、この距離ではこれが限界。展開一つで色々と 考えられる適性と脚質だけに距離をこなしたと捕らえるのは早計。むしろ目下の状態の 良さが生きたといえるので見極めるのは次走以降。まあ短距離では確実なんだけどね。 3着にはロードスターリング。太い、調整失敗だったのだろうがとにかく太い。というか 太く見えただけなのかな・・・?前走との比較が出来ないから分からないですけど、遠征と いうことを考えて大きめに作った体が残ってしまったのだと捕えた。スタートも良くないが 押して押してハナを窺う。しかしレギュラーにハナを叩かれ番手で突つく突つく。レギュラー を潰して好位勢にも脚を使わせる。ただ直線の脚色はもう大変なもので、逃げたといえる 2頭の後ろは無駄に脚を使わされて伸びない。だから粘れたわけで特に内容は無い。 結局離されずに付いて行ったのが功を奏した。 4着のプリエミネンスは相変わらずチャカつきが目立つ下見所。しかしスタートは抜群で すぐに折り合う。7番手集団の先頭でファストフレンドを従えて淡々と追走。ウイングが 行ったところでついて行けないのは力不足の証。直線手前で気合つけられ、ばてた馬を 交して4着入線は斤量か。ただ速い時計に対応出来るところは見せており、来年以降に かなり期待できる楽しみな1頭。 一番人気のファストフレンドは5着。道中も悪くない感じに見えたが手応え悪く、3角過ぎ ですでに追っ付け状態。下見での見た感じもあまり良くなかったがそれ以上に時計に 対応できなかったのか。 人気を背負ったのもきつく5着と一見地力を見せた感じだが完敗。時計の掛かる大井で 見直したい。 2番人気のタマモは見せ場すら作れず惨敗。強いところとやってないし、GVしか勝って ない。良い勝負していたスマートボーイの堕落振りを見れば実力は推して知るべし。前走 がメイチだったのも響いたか。外国馬で人気になっていたユーカーも惨敗。斤量と距離と 見るしかない。パドックでは悪くは見えなかったし。 単純に実力が足りなかったとも言えるが。 レギュラーメンバーは予想通りの展開で沈んだ。この展開が予想出来なかった人は いないだろう。この馬を買った人の意見を聞いてみたい、と強気に言ってみる。あれで 粘ったら馬じゃないよ。ワールドクリークは状態の回復待ち。ナリタは豊らしい決め打ち。 最後方からどこまででばてた馬を交した。回ってきただけと言えるのでは?シンコウは 折り合っていたが時計に対応できない馬ではないと思うので距離でしょう。 当然のようにレコード決着となったわけですが、勝った馬だけが際立った感じに。 ハイペースだと知らず知らずのうちに脚を使っちゃうのかな? 最後はどの馬もバテバテでしたがディスイズザスタミナ競馬といった感じで見ている分 にはむやみに高揚出来るレースだった(爆)? (朧さん) |
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☆記念すべき第1回・ジャパンカップダート、 世界的に見れば一介のローカルGT、加えてBCから間隔がないということもあって、 アメリカのGT馬の来日もなく、外国馬は僅か2頭。 日本のダート戦線の高いレベルを世界に知らしめるためには、意地でもアメリカのGU、 GV級馬には負けられない・・・惨敗でもしようものならそれこそこの先20年は日本馬は 勝てない!?(笑)・・・というわけである。 本馬場入場でいきなりアクシデント発生。武豊にフラれてグレたのか(笑)、 ゴールドティアラが後藤JKを振り落として広い広い府中コースを2周半回ってきてしまった。 当然の如く、発走除外に。 日曜の放送で鈴木淑子さんが"後藤騎手は試練が多すぎる"と仰っていたが、その数々 の試練をクリアする事でメキメキと腕を上げてきているように思うのは筆者だけではない だろう(笑)。 その他の15頭はほぼ落ち着いてゲートに納まってさぁスタート。 ナリタホマレが出負けした以外はほぼ揃った。 アメリカ馬ロードスターリングがハナに立つかと思いきや、レギュラーメンバーが一気に 行く。ロードスターリングもこれを追走、この2頭の大逃げと言う格好に。 3番手に控えたオリオンザサンクス、並ぶようにトシザミカ。 直後にアメリカGU馬ユーカーとタマモストロング。 そしてプリエミネンスがいて、その後ろシンコウスプレンダと人気のファストフレンド。 内ピッタリ回ってサンフォードシチー、黒いメンコのウイングアロー、ビーマイナカヤマと マイネルコンバットが続いてワールドクリークが馬群の一番後ろから。 1頭ポツンとナリタホマレがシンガリから、武豊JKが追走に手を焼いているようにも見受け られた。 それもそのはず、前の2頭が引っ張るペースはなんと1000m通かが58秒を切るかと いう殺人ペース。 200m毎のラップが12秒を切る超ハイペースが大ケヤキの手前まで続いた。 しかしさすがに3角〜4角で前2頭の脚が上がり始め、大きく離れた3番手にいたオリオン ザサンクスがたまらず後退。 替わってユーカー・ウイングアローが進出を開始、4角で一気に3番手につけて前を 射程圏内に。 いつもは楽にマクリが打てるはずのファストフレンドは手応えが怪しかったようで4角では 前とかなり離されて8番手で直線に向く。 まず最初に一杯になったのは好位追走のタマモストロング。 直線パッタリと脚が止まってしまった。 前2頭はよく踏ん張っていたが、まずレギュラーメンバーが脱落。 ロードスターリングが懸命に踏ん張っているところへ、この速い流れにも関わらず早めに マクったウイングアローが交わして先頭。 さらに直線入り口までに外に持ち出して来たサンフォードシチーが4番手から3番手、 2番手に上がる。 しかし前との差は流石に縮まらず、ウイングアローが2.07.2(良馬場)の驚異的レコードで 圧勝。 3着に2番手追走から頑張り抜いたロードスターリング、4着終い伸びたプリエミネンス。 5着にファストフレンドが入った。 超ハイペースでモノを言ったのはスタミナ+末脚。 この総合能力で上回ったウイングアローが中央ダートGT春秋連覇。 早めに仕掛けてこの馬の長所を存分に引き出した岡部JKの上手さと、渾身の仕上げを した南井調教師とそのスタッフの努力が合わさって、見事に実を結んだ。 聞けば来年のドバイWCの1次登録はしてなかったそうだが、ぜひとも2次登録をして 参戦して欲しいものだ。 まずは、来年のフェブラリーSで中央ダートGT3連覇に挑むことになる。大得意の府中 コースと言う事で、今から期待して良さそうだ。 サンフォードシチーは距離が課題だったが、道中内ピッタリを回って直線外目を伸びて来た。 鞍上の村山JKは今年こそ(11月20日現在)9勝だが、95〜7年には連続して年間25勝 以上を上げており、今回も素晴らしい騎乗。 それでも2100はやはり若干長いのだろう。 得意距離に戻る来年のフェブラリーSが大いに楽しみになった。 アメリカ馬の底力は示したロードスターリング。 普通なら直線バテバテで2ケタ着順に沈没するペースを2番手で追いかけて3着に踏ん 張ってみせた。 来年以降アメリカのダートGT馬が参戦してくるとしたら、果たして日本馬は太刀打ち できるだろうか? なんにしても、日本の芝戦線にもこういう逃げ馬が1頭欲しいものだ(苦笑)。 4歳牝馬プリエミネンスが4着入線。 高い地力は垣間見せてくれたが、血統が血統なだけに来年以降の伸びしろと言う点では 少々疑問を感じる。 もう一段成長するようならばかなりの馬になると思うのだが・・・果たして。 ファストフレンドはウイングアローのマクリに付いて行けず、伸びも一息。 ペース・時計が速過ぎたのかな? 死角は見当たらないと思っていただけに残念ではあるが、東京大賞典に向かうなら かなりの確率で勝てる気がする。 絶対にこの程度の馬ではないはず。 6着ビーマイナカヤマ。 この馬も距離がどうかと思ったが大健闘。 ただ2000以上はやはり長いだろう。 ワールドクリークはようやく復調の兆し。 今年も年末に大仕事と行くかどうか? ユーカーは距離かな・・・。 本当にこの程度の馬ならばアメリカのGUは勝てないはず。 馬場もあわなかったか? ナリタホマレは直線だけの競馬。 一杯になった馬を交わしての9着で、時計が速過ぎたのだろうし、脚抜きのいい軽いダート も不向きかな。 要はスピード不足か。 レギュラーメンバーの10着は仕方が無い。 あのペースで頑張り通せたら間違いなく日本最強馬。 スピード能力は十分あるところをみせてくれたように思う。 今後楽しみの大きい1頭。 トシザミカは地力不足かな。 距離・コースが合うだけではGTで好勝負は出来ない。 タマモストロングは・・・うーん。 こんなに負ける馬ではないはず。 負け過ぎではあるが・・・次走で見直し。 マイネルコンバット・オリオンザサンクスは話しにならない負け方。 このメンバーに混じっては辛いのだろう。 シンコウスプレンダはおあつらえむきの時計勝負になったが14着大敗。 デイジュール産駒の距離の壁だろう。 マイル前後までということかな。 レース内容は非常に見応えがあった第1回JCD。 何度も言ってるように、本場の1流馬が来た時にどうか、と言う点はあるにせよ、久々に ハイペースの凄いレースを見せてもらった。 今回はそれだけでも十分有意義なレースだったと思う。 ウイングアローはマトモな状態なら日本に敵はいないのかもしれない。 ドバイで大仕事をしてくれないかなぁ。 母父ミスターシービーなんて外国人はきっと知らない血統だろうし(笑)、この馬に掛かる 期待は大きい。 ダートは、やはり面白い。 (FUKUさん) |
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※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。 |