■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第45回有馬記念(G1)
 中山9R 芝・内2500m 4歳上オープン(混)(指) 馬齢 晴 良
順位 馬名 騎手 タイム 調教
1 4 7 テイエムオペラオー 牡5 57.0 和田竜二 2:34.1 480 +4
2 7 13 メイショウドトウ  牡5 57.0 安田康彦 ハナ 512 +8
3 6 12 ダイワテキサス   牡8 56.0 蛯名正義 3/4 484 +4
4 5 10 キングヘイロー   牡6 56.0 柴田善臣 1/2 488 -6
5 7 14 アドマイヤボス   牡4 55.0 武  豊 ハナ 492 +4
6 8 15 アメリカンボス   牡6 56.0 江田照男 2.1/2 484 +10
7 6 11 ステイゴールド   牡7 56.0 後藤浩輝 クビ 430 0
8 8 16 メイショウオウドウ 牡6 56.0 河内 洋 1 468 +6
9 2 4 ナリタトップロード 牡5 57.0 的場 均 3/4 488 +4
10 2 3 ホットシークレット せ5 57.0 横山典弘 クビ 460 0
11 4 8 ユーセイトップラン 牡8 56.0 中舘英二 クビ 482 +2
12 1 2 マチカネキンノホシ 牡5 57.0 岡部幸雄 5 536 +6
13 3 5 ジョービッグバン  牡6 56.0 山田和広 1.3/4 456 -8
14 3 6 トーホウシデン   牡4 55.0 田中勝春 3.1/2 426 -4
15 5 9 ゴーイングスズカ  牡8 56.0 芹沢純一 10 464 +6
1 1 ツルマルツヨシ   牡6 56.0 藤田伸二   508 +4
ハロンタイム  7.2 - 12.0 - 12.5 - 12.2 - 12.3 - 13.0 - 12.7 - 11.9 -
        11.3 - 11.8 - 12.3 - 12.2 - 12.7
上り  4F 49.0 - 3F 37.2
1コーナー  (*5,9)(2,15,3)(4,12)(1,6,16)13(11,14)7(8,10)
2コーナー  5,9(15,3)(2,4,12)(1,6,13,16)(11,7,14)-(8,10)
3コーナー(2周目)  (*5,3)4(9,2,15,12)(11,6,13,16)(1,7,14)-8,10
4コーナー(2周目)  (5,*3,15,4,12)2(11,6,13,16)(7,14)10,8,9,1
<払戻金>
単勝 07  170円 1番人気 ワイド 07-13  230円 1番人気
複勝 07  120円 1番人気     07-12  1730円 22番人気
   13  170円 2番人気    12-13  2900円 33番人気
   12  770円 13番人気
枠連 4-7  330円 1番人気
馬連 07-13  380円 1番人気
 レース短評
☆今年無敗でオペラオーが激勝。ごちゃごちゃした展開だったがものともせずに突き抜け
て強さを見せた。2着は今年の残念賞をあげたいメイショウドトウがまたまた。3着には
デキの良さ生かしてダイワテキサス。4着にキングヘイロー、5着はアドマイヤボス
となった。かなりごちゃついたレース展開ではっきり言って後味は悪い一戦だった。
 オペラオーは好発進も押し込められる形で後方まで下がらざるを得なくなった。
12,3番手で最悪の展開。3角過ぎてトップロードが上がって行くが動くに動けず手応えも
イマイチ。直線向いてから馬群に突っ込ませる。普通の馬ならびびって行く気を無くすが、
ここでも怯まずに行けるのがこの馬の特徴。一騎に突き抜けてハナ差叩き合いを制する。
好騎乗とはお世辞にも言えない乗り方ではっきり言って馬の強さだけで抜けてきた。
和田も馬の力に助けられました、とか言ってれば良いのにあたかも自分の手柄のように
話してしまうのはやめた方が良い。そうでなければファンももっと多いだろうに。
何にしても勝負根性だけは歴代の名馬と並べても遜色無いのでは?あとは速いペースへ
の対応だけだが、もはやそんなレベルでは無くなってるといわれればそれまで。
セイウンスカイの復帰が待ち遠しい。
 またもや2着のメイショウドトウ。パドックでは気持ち太く見えた。
反動でたので楽をさせたのが響いたのだろう。しかしレースには影響無し。こちらは中団
外目を追走。行きたがるが場所が無く、立ちあがり気味にもなる。しかし向こう正面で前
が開けたときに仕掛けて上がって行く。ただ反応が今ひとつなのは連戦の疲れから来る
ものか。直線に向いても反応は悪いが、一歩一歩抜け出してくる。一瞬勝ったと思った
はずだが、内からテイエムが伸びてきて交される。しかしまた差し返して並んでゴールす
るが運が無かった。非常に好調期間の長い馬でこの連続2着には頭が下がる思い。
 ダイワテキサスは好調。5,6番手の中ほどを追走していたが2週目に入ったところから
外へ出す。これが良かった。先団が揃って揉まれてる中で外目の馬場の良い所を通って
一気に上がっていく。直線向いて柑橘系の香りを漂わせながら1頭爽やかに抜け出すが、
もう一歩足りずに3着まで。好走要因は色々あるが、スローで流れたこと、外目でスムー
ズに行けたこと、上がりがかかったこと、そして何よりも状態が良かった事に尽きる。
 キングヘイローは4着。引退レースとなったがスタートから後方まで下げて末脚勝負に
徹する。距離が長いためこの乗り方は正解。ただスローで流れたためやや行きたがる。
馬場の良いところを懸命に選んで気分を損ねないようにとじっくり。勝負処で一気に大外を
通って上がって行く。伸びは良かったがこの距離ではやはりパンチ力に欠ける。
スプリントからマイルから中距離から長距離まで幅広く活躍。
ベストが非根幹距離にあっただけにこれは仕方の無いところ。しかしこれだけ距離に融通
が利き気性も荒くスピードあって、超良血。種牡馬への期待はいかにも大きい。
 アドマイヤボスは無理せず後方から。武豊らしく丁寧に乗る。前が揉まれる中で全く
関せず折り合いもきっちり。勝負処の反応の悪さは若さとキャリア不足からくるものか。
右回りだとスムーズ(左回りより)で、直線も伸びは上々。ただ人気先行なのがつらい
ところだが、来年に期待したい。
 ステイゴールドは前走の積極策とは違い差す競馬を。しかし意外にもスローで流れたた
め末脚不発。展開的には突っ込んで来られるものだっただけに4角での不利も痛かった。
ただ能力落ちは否めない。
ナリタトップロードは先行策。前半は揉まれ気味だったが外に出す。追っ付け追っ付けの
進出は状態の悪さを示すもの。ステイヤーズに勝ったら休養の予定だっただけにここで
好走を望むのはあまりにも酷というもの。
ホットシークレットがA級戦犯。何度見返しても行けないほどの出負けではなかった。鞍上
も全くハナを窺う気配は見せなかった。それでも行きたがって向こう正面では先団へ。
一週目の4角から2週目の4角まで無駄に脚を使った。それでも手応えだけは十分だった
だけに逃げていれば、と思ってしまう。
マチカネキンノホシは展開向いたはずなのに抜け出せなかったのは前半掛かっていた
ためか。ごちゃついたのも響いたが結局力不足。
ジョービッグバンはなぜかハナへ。もうこうなっては仕方ない。次で巻き返せる。
トーホウシデンは終始揉まれて3角すぎて手応え悪し。直線は追ってなかった。
力の差に加えて展開面でも不利が。ツルマルツヨシは残念の一言。
 全体的に外目が伸びる馬場だったらしく、内で揉まれた馬は全て撃沈。外目と後方で
折り合っていた馬が外目を通っての入線となった。ただ上2頭についてはそれ以上の強さ
を見せてくれた。
しかしこういう馬は時計が速くなると見せ場すら作れずに沈むことがあるのも忘れては
ならない。果たしてどこまで快進撃は続くのでしょうか。
(朧さん)
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。