■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/ |
第18回フェブラリーステークス(G1) 東京11R ダート1600m 4歳上オープン(混)(指) 定量 晴 良 |
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ハロンタイム 12.7 - 10.9 - 11.5 - 12.0
- 12.0 - 12.1 - 11.9 - 12.5 上り 4F 48.5 - 3F 36.5 3コーナー (2,*13)(7,16)-(3,14)(11,4,15)(1,8)12(6,10)9,5 4コーナー (2,*13,16)7(3,14)(11,4,15)(1,8)6(5,10)9,12 <払戻金> 単勝 15 1040円 5番人気 ワイド 06-15 920円 10番人気 複勝 15 330円 6番人気 15-16 1330円 16番人気 06 170円 2番人気 06-16 920円 9番人気 16 280円 4番人気 枠連 3-8 840円 4番人気 馬連 06-15 2130円 10番人気 |
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レース短評 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
☆騎手の腕、人馬の調子 −第18回フェブラリーS− 昨日のクイーンCと京都記念、フジテレビは中継しなかった。 グリーンチャンネルに加入していない私は、"お台場爆破したろか!?"と 一瞬本気で考えた。 一瞬ではあったが・・・あくまで(^^;; そのフジテレビ、今日は競馬中継の前に東京国際マラソンを中継した。 スポーツ観戦大好きな私はほぼスタート直後から中継に見入っていたが、中盤までは 日本最高記録の更新を思わせるハイペース。 後半、独走態勢になった高橋健一選手も30キロ過ぎからの長い長いダラダラ坂に 苦しんで失速。 結局、世界選手権代表への直通切符である2時間10分も切る事ができずに ゴールテープを切ったのだが、 観戦した私にとっては、スローでダンゴ状態に固まりながらの駆け引きよりもずっと スリリングかつ楽しめるレースだった。 競馬もこういうレースが増えてくればなぁ・・・などと思いつつテレビに見入っていた。 さて、肝心のフェブラリーS。 前売りの段階では圧倒的とも言える1番人気になっていたのが、休み明けの根岸Sで 2着、充実一途のサンフォードシチー。 前売り2番人気、当日人気急上昇、一旦はSシチーと並んで1番人気になった昨年の 覇者・ウイングアロー。 以下、昨年の南部杯を圧勝したゴールドティアラ、ダート初挑戦のトゥザヴィクトリーと 続いた。 パドックでは何事もなく、16頭落ち着いて地下馬道から本馬場入場へ・・・の途中 で12番ワールドクリークに鞍ズレ発生。 その他の15頭は何事もなく返し馬へ・・・と思ったら、6番ウイングアローが引き返してきた。 ブラウン管に映しだされたターフビジョンを見ると、"再検量を行います"とのこと。 地下馬道から検量室、中での再検量までの岡部騎手の一連の動きを、カメラマンさん も必死に捕らえていた。 "錘を落とした気がする"と岡部騎手が自己申告したのでレース終了後失格・・・という 最悪のパターンは免れたわけだが。これ1つをとっても流石は鉄人JRAバージョンの 岡部騎手。 発走時刻は遅れたが、枠入りはスムーズでさぁスタート。 外からトゥザヴィクトリー、やはり前に行ったものの内のレイズスズラン、さらには ノボジャックも積極的に行ってトゥザは3番手の外。 その内にアローセプテンバー、やや切れてマンボツイストとプリエミネンス。 直後に3頭、最内ビーマイナカヤマ、真ん中ナショナルスパイ、外ノボトゥルー。 さらには出負けしたファストフレンドが内ラチ沿いを追走、並ぶように1番人気サンフォード シチー。 一昨年の東京大賞典を制したワールドクリークがいて、内々回って連覇を狙うウイング アロー、外タマモストロング。 その後方に2頭、前にゴールドティアラ、後ろにイーグルカフェ、これで16頭全部。 1000m通過は59.1、ダートの重賞クラスなら全くの平均ペース。 4角でトゥザヴィクトリーが抜群の手応えで前を射程圏に。 後続もいっせいに差を詰めにかかる中、後方のワールドクリークはついてゆけずに 最後方に後退。 レイズスズラン力尽き、ノボジャックが先頭で直線に向いた。 外からトゥザヴィクトリーが抜群の手応えで堂々先頭。 2年前のオークスの直線を思わせるレースぶり、坂の終盤で満を持しての追い出し、 しかし毎度の事ではあるが、首が高くなる上に追ってからの味に欠ける。 それでもよく頑張ってはいたが、外からペリエのノボトゥルーが鋭い決め手で突き抜けて 初GT戴冠。 2着によく追い込んだウイングアロー、以下トゥザヴィクトリー、人気のサンフォードシチー、 昨年2着のゴールドティアラと入線。 素晴らしいキレ味を存分に披露して一気にGT馬にまで上り詰めたノボトゥルー。 私はペリエ騎乗ということで押さえたので、馬の力そのものは一枚下と見ていた。 層の厚い今のダート戦線にあって、前哨戦をレコードで勝ったとはいえ、風穴を開ける のは難しいだろう・・・と思っていた。 しかしどうしてどうして、鞍上の勢い・馬の勢い・ブロードフラッシュの奥手の血etc... すべてが噛み合った結果だろう。 ただ、それ相応の地力をつけていなくてはこれだけのメンツを負かせる訳がなく、 未熟な筆者にはそれが見抜けなかったということだろう。 次はどこに使うのかな?マイルを超えたら厳しそうだし・・・賞金稼いだ事だし交流重賞 巡りかな?森厩舎の事だから米遠征・・・って、ここであれこれいっても意味ないよね(^^;; とにかく今季のペリエには脱帽。 参った。 ウイングアローはこの流れで2着に来たのは日本一の地力の証明。 メイチの仕上げができなかった事情を考えれば十分すぎる結果。 レース前の再検量自己申告といい、今年53歳の岡部騎手の手腕には脱帽。 ただ1つ悔やまれるのはペリエよりも追い比べでは明らかに劣ってしまうことくらいかな? だがそれを補って余りあるパフォーマンスをみせてくれた大ベテランに改めて敬服。 トゥザヴィクトリーは力は出し切ったはず。 問題は2週連続未勝利の鞍上にあり。 直線持ったままの先頭で15頭を先導する姿はまさに天才・武豊その人だったのだが・・・。 7Rではスタート直後に落馬するなど"らしくない"姿ばかりが目立っていた気がする。 フェブラリーS直後に"東京の直線は長いね"などと漏らすし・・・重症か? もっと思い切った騎乗を見せて欲しかったように感じた。 それでさらに良い結果が出たかどうかは別問題なんだけどね(^^;; サンフォードシチーは直線で内にモタれてかなり追い辛そうだった。 なんでも4角で勝ち馬に前をカットされたとのこと。 それでリズムというか、調子が狂ってしまったようにも思える。人馬ともにね。 1番人気には少し驚いたが、もっとやれる馬。こんなもんじゃないはず。 戦前、その腕が取り沙汰されていた村山騎手にも特にミスはなかったようだし。 ゴールドティアラはどうも追走に手間取ってるなぁ・・・と思っていたらレース後に 落鉄が判明。武蔵野Sで5着に沈んで以来リズムが狂いっぱなし。 ピークは過ぎた感じがするが、もうちょっとやれていい馬。 馬齢重賞ではまだまだ怖い存在・・・という感じでまとめておきたい。 ファストフレンドはせっかくの最内枠も出遅れで台無し。 おまけにペースも平均で落ち着いてしまい、この時点で万事休す。 マイルでの決め手では明らかに見劣る彼女の事、この結果はむしろ健闘というべきか。 ピークは過ぎた感あり。 タマモストロングは後方から良く伸びている。 GTでは底力で見劣るのかもしれないが、確実に復調してきているようだ。 次走あたり要注意? イーグルカフェも自分の競馬に徹してよく伸びてきた。 さらに決め手が活きる芝の方がやはりいいだろう。 ビーマイナカヤマは距離云々より徹底して府中コースが合わない感じ。 底力も少し足りないのかもしれないが、健闘の部類に入ると思う。 アローセプテンバーは積極策に出たのだが・・・。 控えての競馬でもう一度見てみたい気がする。 プリエミネンスは・・・うーん。 展開・距離ともに向かなかったと思うしかないか?それにしても負け過ぎのような気が・・・。 ナショナルスパイはこのメンバーに混じっては厳しい。 鉄人・佐々木竹見騎手の騎乗が見られたのは良かったんだが・・・。 ノボジャックはマイナス16キロ。 連闘・輸送が流石に堪えたのだろう、地力で見劣ったのも確かだが。 マンボツイストは穴人気していたが、直線全く伸びず。 戦ってきた相手が弱かったと言ってしまえばそこまでだが、ここまで負ける馬じゃないと 思うがなぁ・・・。 レイズスズランは見せ場は作った。 明らかに力不足で、ピークも過ぎている。 騎手に関しては先週のダイヤモンドS回顧で散々書いたので敢えて繰り返さないが、 オッズが割れていたように上位人気馬は実力が拮抗していた中でのレース。 人馬の調子がそのままレース結果に結びついた・・・という印象を強く受けた。 レース中に調子が狂った馬も、実力伯仲の今のダート界のこと、もう一度やれば結果は 明らかに違うはず。 そのもう一度がない、一期一会がすべてなのが競馬なんだけどね(^^;; 最後に、武豊騎手には調子を上向きにしてフランスに向かって欲しい、 一ファンとして心からそう願う。 (FUKUさん) |
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☆勢いが大事だと言うことを教えられた。ぺリエマジックがまたまた炸裂、ノボトゥルーが 前哨戦に続いて勲章を勝ち取った。 大一番が控えているウイングアローが意地を見せて2着、初ダートのトゥザビクトリー、 人気のサンフォードシチー、ゴールドティアラが続いた。 ノボトゥルーは中団外目から。はっきり言って行きっぷりもあまり良くなかったが、そこは さすがぺリエ。直線向くと開いたところを上手く突いて、あとは鬼の形相で追いまくり。 馬もそれに応えて見事に突きぬける。外から来るウイングアローを見事に抑え切っての 勝利は素晴らしいもの。ついこないだまでは条件馬だったわけだが、ぺリエが馬の素質を 開花させたという感じ。ただやはりぺリエが乗ってこそとこういうのは思ってしまうだけに 誰が乗っても強さを見せて欲しい。 ウイングアローはレース前に一頓挫あった。あれに気づいた岡部はさすがだという声が 聞こえるがそんな事は無い。重りを落とすという時点で許されざる行為。したがってそれに 気づくのは当然のことであってなんら誉められる事ではない。岡部自身もそう言っている から問題無いのだが外野がうるさいので言っておく。 レースでは後方から上手く馬群を抜けてきたが最後は一歩届かず2着まで。厳しいよう だがドバイへの前哨戦ではないと言っているならここは勝ってその言葉を証明して 欲しかった。結果として叩き台になったわけだが、目標があるならそこがG1であろうと なんだろうと叩くというのは当然。最初から口に出せばいいのにバッシングを気にし過ぎ。 またそのくらいの覚悟で遠征に臨むということを示して欲しかった。それともそのつもりは 無いのかもしれませんが。。まあこの2着は惨敗に等しい。よくやったなんて言ってる人は 競馬観変えた方が良いと強気に言ってみる。。 トゥザビクトリーは上手いこといきましたね。大外で砂を被らずに気分良く進める。 芝の部分で勢いつけて外から先行策。レイズスズランとノボジャックが意外とやりあった ため、些か速いペースを掛かることなく進める。恐ろしい程の手応えで直線向くと すかさず先頭に立つ。ちょっと早く先頭に立ち過ぎたのはオークスを思いだしますね。 追い出されてからの頭の高さは相変わらずだが良く粘って適性の高さを示す事が出来た。 こちらは健闘の部類に属する。 サンフォードシチーは中団を淡々と進めるも結局ごちゃついたところで脚殺された感じが ある。良く伸びてきているだけに残念だが、それもレースの一部。結局先に入られた ぺリエの馬が勝ってるのだから鞍上含めて力負け。 ゴールドティアラは行き振り悪し。落鉄してたら仕方ないですかね。ただ本質的にマイル は長い。阪神千四がベストだが、軽い砂が合うだけにもう勝ち星は望めないかも。 ファストフレンドはフケが出ていたとの情報。まあ単純にマイルは合わないですからね。 昨年のような展開にならないと突っ込んでこれません。基本的に時計の掛かるタフな馬場 の方が好きな馬でしょうし。イーグルカフェは挟まれる不利が無ければもっと上までこれた 感じ。マンボツイストはこの展開ではさすがにきつい。アローセプテンバーもこのメンバー ではキツイという以前に太過ぎ、調整ミス。 (朧さん) |
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騎手コメント(有る分) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1着 ノボトゥルー 森秀行調教師 「前走(根岸S)よりも強い勝ち方でした。距離はペースが落ち着く分、1400mよりむしろ いいのでは。ダート適性の高い馬で、ここにきてかなり絞れているし、筋肉も盛り上がって すごくたくましくなっている。この後は交流GIの帝王賞を視野に入れて調整したい。 距離の2000mも大丈夫だと思うから」 2着 ウイングアロー 岡部幸雄騎手 「3コーナーの下りで、勝った馬はスムーズに流れに乗っていたのにそこでついて いけなかった。長い距離のほうがいいのかもしれないが、プラス8キロの馬体重もあった のかな。でも、最後は2着に上がって、面目は保ってくれたね」 3着 トゥザヴィクトリー 武豊騎手 「府中の直線は長いね。向正面では楽に行っていたのに、3コーナーから4コーナーで 馬に力が入ったね。そこでリラックスしてればよかったのに」 4着 サンフォードシチー 村山明騎手 「勝ち馬の後ろのいい位置をとれたのに、どういうわけか思ったより伸びきれなかった。 調子は悪くなく、前走くらいは走れると思っていたのに。なぜでしょうね」 5着 ゴールドティアラ 後藤浩輝騎手 「向正面で展開が落ち着いたね。あそこからだと自分から動いていけない。外へ出すと かかっていってしまうからね。だからジッとしてしまいの脚に賭けるしかなかった。 そのに、今回も右前の落鉄があって、それを考えるとよく走っている。 馬の状態がよかっただけにくやしい」 12着 ナショナルスパイ 佐々木竹見騎手 「気持ちよかった。特に上がることもなく、パドックでファンも大勢いたから楽しめたよ。 レースのほうは4コーナーまで手応えよかったが……。最後はジリジリ差を詰めたが、 中央の馬は強いね。(23年振りの東京コースについて)乗りやすかった。でもさすがに 直線が長いね。できれば、もう一度チャレンジしたいよ」 15着 マンボツイスト 四位洋文騎手 「輸送してから2日間乗っていないからか、馬が固かった。返し馬でかなりほぐしたん だけどとれなかった。距離的にも1800mより長いほうがいいのでは」 |
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※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。 |