■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第75回中山記念(G2)
 中山11R 芝・内1800m 4歳上オープン(混)[指] 別定 晴 良
順位 馬名 騎手 タイム 調教
1 2 2 アメリカンボス 牡6 58.0 江田照男 1:47.7 488 +2 AB
2 5 7 ジョウテンブレーヴ 牡4 56.0 O.ペリエ 1.1/4 488 +4 AB
3 7 10 ダイタクリーヴァ 牡4 58.0 松永幹夫 5 504 +6 B
4 4 4 メイショウオウドウ 牡6 57.0 飯田祐史 ハナ 474 +6 C
5 6 9 エイシンプレストン 牡4 56.0 福永祐一 クビ 468 +2 B
6 1 1 センターフレッシュ 牡6 57.0 大西直宏 1.1/4 456 -6 AB ×
7 3 3 アドマイヤカイザー 牡5 57.0 武豊 ハナ 458 +6 C
8 5 6 ダイワテキサス 牡8 59.0 蛯名正義 2.1/2 488 0 B
9 4 5 エーピーグリード 牡6 57.0 吉田豊 1/2 500 -4 BC
10 6 8 ダイワカーリアン 牡8 58.0 北村宏司 7 524 +4 B
11 8 12 フューチャサンデー 牝4 54.0 郷原洋司 1.1/2 438 -4 B
12 7 11 ユーワミラージュ 牡8 57.0 武藤善則 2.1/2 504 +2 BC
13 8 13 リワードフォコン 牡4 56.0 田中勝春 1.3/4 478 -4 B
ハロンタイム  12.8 - 11.6 - 11.6 - 11.3 - 11.2 - 12.0 -
        12.4 - 12.2 - 12.6
上り  4F 49.2 - 3F 37.2
1コーナー  (*5,8)(7,13)-(2,11)9(6,10)-(1,12)4-3
2コーナー  (*5,8)7,13-2,11(6,9)10(1,12)-4,3
3コーナー  (*5,8)7,13-2,10-(6,9)(1,11)(4,12)3
4コーナー  5(7,8)2,10-(13,9)6,1(4,3)(11,12)
<払戻金>
単勝 02  580円 2番人気 ワイド 02-07  450円 4番人気
複勝 02  140円 2番人気     02-10  210円 1番人気
   07  150円 3番人気     07-10  230円 2番人気
   10  100円 1番人気
枠連 2-5  1270円 6番人気
馬連 02-07  1800円 7番人気
 レース短評
☆アメリカンボスが昨年の雪辱を果たす。これで本格化ということにもなろうが問題は
まだまだある。2着にはぺリエのジョウテン、圧倒的人気のダイタクリーヴァは伸びずに
3着。追い込んだメイショウオウドウが突っ込み、エイシンプレストンが5着に。

 どうも右回りだと甘くなるアメリカンボス。好スタート決めるもどうしても行き脚つかずに
鞭をくらって漸く前へ。縦長の展開で追走も楽だったろう、3角過ぎて仕掛けると一気の脚
で見事に捲くる。これは調子の良い証拠。直線向くと後ろでもがいてる馬を尻目に豪快に
抜け出したぺリエを捕えて重賞連覇。お見事。距離短縮も良かったがやはり調子が頗る
良いということだろう。ただこの距離ベストは明らかで、今日は上がりがかかって良かった
が速い脚を持ってないのでマイルでは見劣るし、距離伸びて一線級と当たったら見事に
砕け散るでしょう。さてさて目標をどこにもってこれからのローテを組むか、楽しみですね。
 ジョウテンブレーヴはきっちり仕上げてきた。鞍上も一度乗ってるだけに手の内に入れて
いるようできっちり3番手から。息の入りにくい流れではあったがそこは世界のオリビエ、
上手く乗って4角で先頭に並びかけるとコーナーワークを利して一気に突き放しにかかる。
坂を上がって粘れるかとも思ったがさすがに最後は捕まった。久しぶりと位置取りを
考えれば良くやった方だとも取れるが、2k重い高齢馬に完敗したのは事実。
こちらも非根幹距離がベスト。おそらく春はマイル路線に進むだろうがまずいらないと
考えてよい馬。
 圧倒的な人気になってしまったダイタクリーヴァ。ゲートでやや立ちあがり気味になって
のスタートで気持ち出負け。押し上げて流れに乗るが、ここで無理して行ってしまったのが
敗因に一つだろう。じっくり後ろで構えて欲しかったが人気背負ってるだけにこれは仕方
ないかも。結果的に直線伸びなかったわけだがプラス6k、58k、速いペースで一番先に
動かなければならなかったことに幹夫、とどめにスタミナ不足スピード持続のフジキセキ
というピースを組み合わせればダイタク崩壊のジグソーパスルは完成。
まあそれほど悲観するほどの内容でもなかったので特に気にすることもないでしょう。
 メイショウオウドウは後方2番手。きっちり折り合い直線外に出すが、さすがに仮柵外した
Aコース。届くわけがない。でも折り合えばこのくらいは楽に走る馬でマイル〜中距離では
コースに関わらず要注意。
 エイシンプレストンは5着ですか。得意の中山といっても2戦しかしてないわけで、
まあ不得手ではないでしょうが。。触れるほどの内容でもなかった。ただ気持ち長い印象
はある。色々な可能性を試したいのは分かるが決してダート馬ではないことだけは
断言できる。
 センターフレッシュは綺麗な馬場だと走るが、別定G2で勝負できるほどの実力は残念
ながら持ち合わせてない。アドマイヤカイザーはスローの上がり勝負の馬。ましてや大外
に持ち出すなど論外。話にならない騎乗、無理してでも馬群に突っ込むべき。2頭出して
きた両ダイワは共に絞れてこその馬。リワードフォコンはどうしたんでしょう??
馬に聞いてみたいですね。
(朧さん)
 騎手コメント(有る分)


1着 アメリカンボス  江田照男騎手
「馬が本当に成長してますね。内回りの3コーナーで外にふくれてしまうか心配だったが、
スムーズに回ってくれた。今日は本当に強いケイバを見せてくれた」

田子冬樹調教師
「次走は未定だけど、これで重賞2連勝だし、GIを狙ってもいいね。左回りの方がいいとは
思うが、今日は無難にこなしてくれた。以前と比べると使ったあとの反動も出なくなっている」

2着 ジョウテンブレーヴ オリビエ・ペリエ騎手
「思い通りで完璧な騎乗だったと思う。終いの脚もしっかりしているし、
11月(京阪杯優勝)に乗ったときより、馬が力強くなっていた。馬場がもっとよければね。
でも、今日は勝った馬が強かったよ」

3着 ダイタクリーヴァ  松永幹夫騎手
「鳴尾記念のときもスタートであおっていたが、今日はそれほどでもなかった。
ただ、道中の行きっぷりが全然良くない。輸送して+6キロと馬体増だったから、
太かったのかなあ。でもそうは思いたくない。それでも3着には来ているんだから」
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。