■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第19回ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(G3)
 中山11R 芝・内1800m 4歳上オープン(混)(牝)[指] ハンデ 晴 良
順位 馬名 騎手 タイム 調教
1 5 10 エイシンルーデンス 牝5 55.0 柴田善臣 1:49.5 468 -4
2 7 14 グリーンプラネット 牝6 53.0 二本柳壮 1/2 462 +6 BC
3 8 16 ラティール 牝6 54.0 田中勝春 1.1/2 496 -6 AB
4 5 9 グレイスナムラ 牝5 55.5 小林徹弥 1/2 494 -12 AB
5 2 4 ジェミードレス 牝4 51.0 北村宏司 クビ 444 +10 AB
6 7 13 カリスマサンオペラ 牝4 54.0 中舘英二 1/2 462 +2 BC ×
7 3 5 タイキダイヤ 牝5 55.5 蛯名正義 アタマ 476 -6 AB
8 4 7 サニーサイドアップ 牝4 52.0 勝浦正樹 1/2 440 -5
9 1 2 エイシンワンシャン 牝5 51.0 村田一誠 1 490 +10 BC
10 1 1 フューチャサンデー 牝4 51.0 横山典弘 クビ 438 0 B
11 3 6 オリエンタルアート 牝4 49.0 嘉藤貴行 クビ 462 +8
12 2 3 トーワトレジャー 牝4 51.0 上村洋行 クビ 448 0 AB
13 6 12 エリモセントラル 牝6 54.0 岡部幸雄 1 452 -10
14 4 8 シアトルブリッジ 牝5 53.0 松永幹夫 4 464 -14
15 6 11 マニックサンデー 牝4 52.0 後藤浩輝 2.1/2 490 0 B
16 8 15 ベルグチケット 牝4 50.0 江田照男 5 444 +18 B
ハロンタイム  12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.6 -
        12.0 - 12.2 - 12.7
上り  4F 49.5 - 3F 36.9
1コーナー  10,5(1,6,7,15)(8,4,11,12,13)3,16,9(2,14)
2コーナー  10(1,5)(6,15)(4,7)(8,11)(3,12)13,16,9(2,14)
3コーナー  10,5(1,4,6,15)(3,11,7,12,13)(8,14)(2,16,9)
4コーナー  10,5(1,4,6)(12,13)(3,11,14)(7,16)(8,2,15,9)
<払戻金>
単勝 10  890円 4番人気 ワイド 10-14  3900円 47番人気
複勝 10  390円 7番人気     10-16  1530円 16番人気
   14  540円 8番人気     14-16  2460円 31番人気
  16  250円 3番人気
枠連 5-7  1300円 6番人気
馬連 10-14  13420円 43番人気
 レース短評
☆そうとうイマイチな女だらけの重賞競争。
上手く乗った善臣だが、今更エイシンルーデンスかよぉ?という感は否めない。
騎手を誉めるレース。2着はグリーンプラネット、3着にラティール、
4着に好調グレイスナムラ、ジェミードレスが5着に。

 暖かくなって漸く絞れてきた感じのあるエイシンルーデンス。
勿論ハナ切るのがベストだが競ってくる馬がいない非常に楽な単騎逃げ。千の通過が
1分ちょうどは実に見事。この馬は溜め逃げタイプということをよくわかってらっしゃる。
直線向くまで手応えも十分残っており、4角でやや突き放す。坂を駆け上がってからは
さすがに詰め寄られたがこの馬の良いところを引き出した鞍上の勝利といって良い。
勿論状態上向いてきたのもあるが。。

 グリーンプラネットは指定席の最後方から。この距離は些か長いのでこの乗り方は
良い。大外捲くって突っ込んできたわけだが最後はやや止まり気味にも見えた。
末脚勝負に徹するタイプなだけに当然府中の方が合うはずなのだが、
この馬が突っ込んで来れる程度のレースレベルだったということだろう。
ここで好走したからといって次へ繋がるわけでもなく・・・

 ラティールはきっちり絞る。前走が明らかに叩き台だった事からもここは勝負気配が
見え見え。休養前の後方一気でどこまでが3着というのが戻ってきたのは見てて笑って
しまった。走れる状態にはあったし、乗り方も悪くないが如何せん力のいる馬場は
不向き。切れ切れの脚なだけにパンパンの良がベスト。それでも上位に潜り込んだのは
力が上だったということだろう。牝馬限定戦ならまだまだやれることを示した。

 グレイスナムラのこの着順は驚き。はっきり言って決め手を生かすタイプなだけに
今の中山では用無しと思っていただけに。まあ実際馬券にはならなかったわけですが。
それでも苦しい道中で外外の競馬でこの馬場を追い込んだのはまさに力をつけてきた証
といって良いだろう。

 ジェミードレスは休み明け響いた感じ。体も見た目に太かったし。なんか揉まれて
揉まれて苦しそうな道中だったが騎手がそれを嫌がる感じで3角過ぎてグイグイと
上がって行く。このまま突きぬけそうな気もしたがさすがにそれほど甘くは無かった。
まあこういう馬場は合っているので中山開催中に自己条件使えばあっさりでしょう。

 カリスマサンオペラは乗りミス。前走は先手取れなかったが実際は先行して渋とさを
生かすタイプ。金杯で味をしめたのだろうが、あれは展開向いてハンデにも助けられた
もの。力勝負では自分の形で挑むのが常識。騎手が掴み切れてなかったということ。
タイキダイヤは単純に距離が長い。トーワトレジャーはもうちょっとやれても良いが。
エリモセントラルは岡部騎乗でヤイヤイと言われてたらしいが坂のあるコースはダメ。
というか京都外回り限定馬、と前にも書いたような気がする。
(朧さん)
 騎手コメント(有る分)

1着 エイシンルーデンス 柴田善騎手
「テン乗りだが、返し馬の感じからスタートセンスのいい馬だと感じた。だから、普通に
スタートして出て行けると思った。道中は牝馬だけに、気分を損ねないように気をつけ
ながらの騎乗。4コーナーで後続を離せたので楽だった」

2着 グリーンプラネット 二本柳騎手
「2コーナー過ぎでかかってしまいました。かかる気性だというのはわかっていたから、
気をつけていたんですけどね。力的には十分足りると思うので、次は折り合いつくように
乗りたいです」

3着 ラティール 田中勝騎手
「いい競馬をしたつもりだけど、枠がもう少し内側だったら、もっと勝負になったと思う」

4着 グレイスナムラ 小林徹騎手
「道中は悪くないんだが、スタートでちょっと後手を踏んでしまった。
そのせいであの位置取りになった。もう少し前にいけても良かったのでは。
終いは伸びてるからね」
 
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。