■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/ |
第45回産経大阪杯(G2) 阪神11R 芝2000m 4歳上オープン(混)(指) 別定 曇 良 |
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ハロンタイム 12.4 - 11.0 - 12.2 - 11.9
- 11.6 - 11.8 - 11.7 - 11.8 - 11.8 - 12.2 上り 4F 47.5 - 3F 35.8 1コーナー 9,6(12,8)(4,11)(1,10)(13,14)(2,5)(3,7) 2コーナー 9,6(12,8)(1,4,11)(2,10,14)13,5(3,7) 3コーナー 9,6(1,12,8)(4,11)(10,14)(2,13)(5,7)3 4コーナー 9(6,12,14,13)(1,11)(4,2,8,5,3)(10,7) <払戻金> 単勝 02 7340円 9番人気 ワイド 02-03 5080円 38番人気 複勝 02 980円 9番人気 02-13 4250円 33番人気 03 380円 5番人気 03-13 1440円 14番人気 13 390円 6番人気 枠連 2-3 9780円 15番人気 馬連 02-03 38890円 39番人気 |
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レース短評 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
☆大阪杯 オペラオーの敗北で世間が騒々しくなるであろう事は十分に予測できたが、それにしても 末恐ろしい数の反響。 某所でどなたか書いておられましたが、"アンチ・オペラオー大爆発"ですな、まさに。 でも、感情的になってしまうのは×。 己の気持ちに任せてモノを見ていては、冷静な判断なぞ不可能。 競馬に絶対はありません。 客観的な目で王者の敗北を振り返る事にしましょう。 王者の直前のオッズ、1.5倍。 先週のメイショウドトウやクロフネよりも高いオッズを示した。 このオッズをどう見るかは個人の自由。 ただ、ドトウやクロフネのときより相手が揃っていた、これは間違いない。 その中で、前年、たった7センチに泣いた準3冠馬は、+26キロのはちきれんばかりの 馬体で登場。 でも、何も驚く必要はナシ。 JCで10キロ減っていた馬体が戻り、10キロが森センセイの言う"成長した"分と考え れば実質+6キロ。筆者は馬を観る目なぞ持ち合わせてないのでこんな解釈しか 出来ないけど、ずーっとお馬さんを見続けてきた方の目には、果たして太く映ったのだろう か?ともかく、直前オッズ13.2倍(4番人気)はナメられ過ぎと言うか、信用無さ過ぎと 言うか・・・。 ダービーで大接戦、菊で完全に負かした栗毛馬(8倍・3番人気)に、人気で大きく水を 開けられてしまった格好。 こうなったら、身体が増えていようが、いつもと乗っかる人間が違おうが、結果を出す以外 に信用回復の道はナシ。 前回、同条件の特別を好タイムで押し切ったタマモヒビキ、大方の予想通り、敢然と先頭 に立つ。中京記念2着、往年のしぶとさを垣間見せたスエヒロコマンダー、例に漏れず 積極策で2番手に。古豪の中の古豪サイレントハンター、行く気が無いのか、行かない のか、3番手に控えての競馬。 復活への足掛かりが欲しいジョービッグバン、先行を見つつベストポジション確保。 絶好調の2騎、アメリカンボスとマイネルブラウ、好位追走の必勝作戦。 重賞連覇を目指すロードクロノス、焦りがあるのか、ちょっと掛かり気味に最内追走。 一筋の光明見えたかオースミブライト、大ベテラン村本が折り合いに気を遣う。 ピッタリ並んで因縁の2頭、王者テイエムオペラオーと、そのライバルの全弟 アドマイヤボス。 一発狙うグレーの馬体、トーホウドリームと名手アンカツ。 4歳王者の金看板、そして"あの馬"のアニキとしての威厳をこれ以上汚す事は許され ないアグネスフライト。 最後方に控えし馬は、レコードホルダー・ミッキーダンス、フラフラ癖がネックの 2冠馬・エアシャカール。 折り合いを欠く馬、ちらほら。 1000m通過が59.5、決して遅いペースではないが、息の入らない厳しい流れ。 直線での力比べ、そんな考えが頭をかすめた3コーナー、東の番長・後藤が動く。 和田オペラオーの外から、後藤アドマイヤがスーッと進出。 予想外の宣戦布告を受けた王者、手応えがいつもと違う。 2頭が馬体を併せて外から上昇、王者の動きに呼応してレースが動き、息が入るべき 場所で息が入らない。 11秒台後半のラップを維持しつつ、直線でオペラオーVSアドマイヤのガチンコ・・・と 思ったのはほんの一瞬間のみ。3角シンガリだったはずの蛯名シャカール、直線入り口、 後藤アドマイヤのすぐ外にワープ。 内に王者、真ん中に因縁の挑戦者、外に困りモノの2冠馬。 3者の壮絶な追い比べ、アッサリ先行集団を飲み込む。 王者、内から差し返す。 2冠馬、内へモタれる。 真ん中の挑戦者、一瞬怯む。 ぶっつけた本人、意に介さず。 2冠馬が前に出た。 内の2頭、余勢ナシ。 王者交替。 そんな言葉が頭をかすめた次の瞬間、大外から伸びた灰色の弾丸。 2冠馬に再三再四不利を蒙ったトーホウドリーム、怒り大爆発。 外伸び馬場、展開の助け、出し抜け。 一言で片付けるのは容易。 勝ち馬の履歴書を見直してみよう。 適距離にシフトしてから5戦3勝2着1回、唯一着外の京都記念はスムーズに走れ なかったのに0.4秒差。 中距離のニューヒーロー誕生。但し、現状では"アンカツ騎乗"の但し書き付き。 "春天は長い"とコメントした陣営の選択に応える事が、己の能力の証明にもなる。 結果さえ出せば、周囲の雑音も但し書きも自然消滅すること請け合いですからな。 +26キロも関係なし、"出し抜けを喰った"2冠馬。 悪癖の完全解消、次走以降への継続課題。 勝ち馬、3着馬に及ぼした被害、目立たずとも甚大。 一昔前なら降着のオンパレードだったと思うぞ、きっと。 ニシノライデンの二の舞を踏まぬ事、切に願う。 王者を負かしに行ってねじ伏せた、因縁の挑戦者。 稀代の勝負根性が最大のセールスポイントだった王者に競り勝った価値、計り知れず。 だが、忘れてはならない。1キロのアドバンテージがあったことを。 同じ馬場、同じ斤量での再戦、宝塚の大舞台。 未来への証を残すためには、ここでもう1度負かす事、不可欠。 パンパンの良馬場で、泥に塗れた王者。 敗因を尋ねられ、陣営は"体調"、ファンは概ね"展開・時計"。 しっかりとした見識をお持ちの方々が分析されている訳で、実際、上の3点が大きいだろう。 1つだけ言いたい事、世間は明らかに騒ぎ過ぎ。 スペシャルウィークが京都大賞典で7着に沈んだ時、ここまで騒がれたっけ? 競馬に絶対はないんです。 春天での1番人気すら怪しくなって来たが、"オッズはマスコミ・世間が動かすモノ"と 言う事、くれぐれもお忘れなく。 人気が下がろうが何だろうが、淀の3200mの中心は不動。 春天勝てば騒ぎも収まる、スペシャルウィークの例を見れば明らか。 その春天でこんな負け方をするようではヤバイですが。 中間の調整過程、要チェック。 5着6着の2頭は道中ちょっと掛かったらしいが、斤量差を考えても現状では能力の差。 2番人気のアメリカンボス、時計が速くなるとやはり辛いようですな。 アグネスフライトは論外。元来早熟血統、成長が見られないと来れば妥当な結果かも しれませんね。 マイルへ向かう馬、中距離を貫く馬、淀の坂越えに挑む馬。 それぞれの軌跡が次に交わった時、果たしてどのような結果が待っているのだろうか。 1度のレースの結果が全てではなく、それを必要以上に騒ぎ立てる事、好ましからず。 それが競馬を観る、と言う事ではないだろうか。 (FUKUさん) |
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☆群雄割拠。長期政権を築いていたオペラオーの牙城がここしか無いというところで 見事に崩れた。波乱の主役は安藤勝己とトーホウドリーム。休み明けが嫌われていた エアシャカールが2着、潰しにいったアドマイヤボスは追い比べに負ける形で3着に、 オぺラは4着、5着に内からロードクロノスとなった。 トーホウドリームは絶好調、馬体も良く見せて充実ぶりを覗かせるデキ。スタートは そんなに良くなかったが後方からコーナーを利用して8番手集団の最内。 ちょっと持ってかれ加減で調子の良さを窺わせる。3角過ぎて場が動いた時に行き場が 無くて外に出そうとするが上手くいかない。4角で無理やり外に出し、2着馬の後ろを ついていく。再び前が壁になった残り200で外に持ち出すと一気の伸び脚で快勝。 勝因としては色々あるがまずは差し脚が生きる馬場だったこと、馬群の中でも馬が怯ま ないほど成長していたこと、鞍上が上手く乗ったこと、そして何よりも絶好調だったこと。 など様々だが決してフロックではなく、中距離での差し馬としては強い馬。もう一度同じ ことをしてみるのは難しいかもしれないが宝塚ではそこそこ上位にはこれる。 エアシャカールは大幅なプラス体重。やや太いかなと思う程度でそれほど気には ならない。最後方待機で一気のまくり競馬は昨年の春を思い出させる。調教では真っ直ぐ に坂路を駆け上がっていたがレースでは最後内によれる場面も。それでも力強い競馬で クラシック2冠馬の底力は見せてもらった。菊花賞でもスタミナ豊富なところは見せている とおり不安は無いと思うが人気になると飛んで人気が無いと台頭するというタイプに なりつつあるのが唯一の不安材料かな。 アドマイヤボスは休み明けもマイナス4kでいきなりから走れる態勢。調教で後藤が 乗って相当自信を得ていたようで後方待機で3角過ぎからオペラを潰しにいくという非常に アグレッシブな競馬。最後は勝ち馬の決め手に屈した感じだが叩き合いでオペラをハナ差 抑えたのは立派。一番成長していたのはやはりこの馬だったのかもしれない。 それでも正直次走は距離が不安だろう。ましてや今回仕上がっていただけに上積みは あまり見込めないかもしれない。 テイエムオペラオーは情報通りマイナス体重。なぜ阪神大賞典ではなくてここからの 始動となったのかは不明だがスピード競馬にも対応出きることを示したかったのかも。 だとすると大失敗。通用すると思っていたのは陣営だけで他の馬を舐め過ぎた証。 次走はプラス体重で出てくることは最低条件でこれ以上減ってたら積極的に切って いきたい。ちなみに和田や岩元がレース後に他の馬達の乗り方にやいやい言っていた ようだがこれぞ愚の骨頂。昨年無敗の馬を簡単に勝たせる競馬をするわけがない。 子供でもわかるようなことを愚痴るのだからどれだけ悔しかったのかはわからないでは ないが次での仕上げが楽しみ。減って来い。 ロードクロノスは最内から5番手ほど。息が入らない流れで内から良く差して来た。 この馬なりに成長しているところを見せてくれたし、前の馬との差は格段にあるが よくやったの一言で済ませてよいでしょう。 アメリカンボスは時計に対応し切れなかったんでしょう。輸送は上手くいっただけに 残念だがサイレントやタマモが出てくる今回の流れを考えれば人気を考慮しても手は 出せない馬。時計の掛かる馬場でハイペースだと台頭でしょう。これはジョービッグバンも 同じだが何故買ったんだろう??アグネスフライトはあの展開で突っ込んで来れない のだからもう終わったと強気に言ってみたい。 (朧さん) |
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騎手コメント(有る分) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1着 トーホウドリーム 安藤勝己騎手 「跨ったとき、乗り心地が良かったので、いい所あるかもと思っていたが、思った以上に 走ってくれた。道中は折り合いに専念して、最後出るところがなくて一瞬あせったが、前が 開いてよく伸びてくれた」 田島良保調教師 「インでよく我慢して乗ってくれた。ちょっと前がつまってゴチャついたが、よく開いて くれた。オペラオーと競馬するのは最初で最後かもしれないと思っていたが、本当によく 走ってくれた」 2着 エアシャカール 蛯名正義騎手 「59kgを背負ったのが最後響いたね。ちょっと苦しくなった。でも、次につながるレースが できた」 3着 アドマイヤボス 後藤浩輝騎手 「休み明けにしてはよく走っている。前に乗ったときよりぎこちなくなって、よくなっていた。 今日は自分で動く流れになって、オペラオーを負かしに行った分最後伸びきれなかった。 自分の競馬に徹していればよかったかもしれない。でも、まだ良くなる雰囲気を持った馬 ですよ」 4着 テイエムオペラオー 岩元市三調教師 「勝負所からずっと外からアドマイヤボスにピッタリならばれて苦しかった。休み明けから いつものリズムでなく中間もいまいちだった。競馬なんてそんな差がないということ。 負けることもありますよ」 和田竜二騎手 「今の状態としてはいい競馬をしてるし、時計も悪くない」 7着 スエヒロコマンダー 宝来城多郎騎手 「息の入らない流れだった。次々に来られたのできつかった」 10着 アグネスフライト 河内洋騎手 「手応えはいつも通りだったが、3コーナーで上がっていけなかった」 |
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※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。 |