■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第6回 NHKマイルカップ(GI)
 サラ系3歳1600m芝・左 (混)牡・牝(指) オープン定量 天候:晴 芝:良
着順 馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 タイム 着差 馬体重 調教師 単勝
人気
1 2 4 (外) クロフネ      3 57.0kg 武豊 1:33.0   506Kg -4 松田国英 1
2 7 14 (外) グラスエイコウオー 3 57.0kg 村田一誠 1:33.1 1/2馬身 468Kg 0 尾形充弘 13
3 4 8 サマーキャンドル  3 55.0kg 田中勝春 1:33.6 3馬身 470Kg -2 高橋祥泰 12
4 6 12 (市)[地] ネイティヴハート  3 57.0kg 柴田善臣 1:33.6 クビ 462Kg -6 千葉博 2
5 8 17 (父) メジロキルデア   3 57.0kg 吉田豊 1:33.9 2馬身 520Kg +2 大久保洋吉 10
6 1 2 テイエムサウスポー 3 57.0kg 和田竜二 1:34.1 1 1/4馬身 488Kg -6 柴田光陽 8
7 7 15 (市) ヤングモンタナ   3 57.0kg 北村宏司 1:34.3 1 1/4馬身 538Kg +8 前田禎 16
8 2 3 (地) フジノテンビー   3 57.0kg 後藤浩輝 1:34.4 3/4馬身 452Kg +6 畠山吉宏 6
9 3 5 シャワーパーティー 3 57.0kg 江田照男 1:34.5 1/2馬身 462Kg -6 伊藤雄二 7
10 1 1 (外) スティーマー    3 57.0kg 武幸四郎 1:34.6 1/2馬身 474Kg +2 池江泰郎 5
11 4 7 スマッシュキング  3 57.0kg 古川寛和 1:34.7 3/4馬身 486Kg -6 杉浦宏昭 15
12 8 18 (父) メイショウドウサン 3 57.0kg 安田康彦 1:34.8 クビ 466Kg +2 安田伊佐夫 9
13 8 16 (父) シンボリスナイパー 3 57.0kg 岡部幸雄 1:35.1 2馬身 454Kg +2 畠山吉宏 14
14 5 10 (父) カチドキリュウ   3 57.0kg K.デザーモ 1:35.2 クビ 456Kg +4 柴田光陽 11
15 5 9 (父) エアヴァルジャン  3 57.0kg 蛯名正義 1:35.4 1 1/2馬身 446Kg -4 田村康仁 4
16 3 6 (外) トシザボス     3 57.0kg 四位洋文 1:35.4 ハナ 500Kg +2 鮫島一歩 17
17 7 13 キタサンチャンネル 3 57.0kg 高橋亮 1:35.5 1/2馬身 468Kg -4 橋口弘次郎 3
18 6 11 エイシンフジサン  3 57.0kg 橋本広喜 1:36.3 5馬身 494Kg 0 湯浅三郎 18
ハロンタイム  12.2 - 10.6 - 11.4 - 11.9 - 11.7 - 11.7 - 11.4 - 12.1
上り  4F 46.9 - 3F 35.2
3コーナー  14(1,8)(6,11,13)(2,5,15)3,12(10,9)4(7,18,16)17
4コーナー  14,8,1(6,11)(2,5,15,13)(4,3,12)(10,18,16,9)7,17
 レース短評
☆強い馬は強い。開放元年に丸外クロフネがダービー制覇へ名乗りをあげた。
柵の取れたA1コースは驚くほど前が残る形で2着はグラスエイコウオー、
3着はサマーキャンドル、人気のネイティヴハートは惜しくも馬券にはならなかった。

 微妙に出負けのクロフネ、無理をせずに後方から。このあたりはさすが武豊。
内有利は明らかなだけに無理に外に出すと届かないおそれがあると踏んだのだろう。
手綱を絞ってじっくりと構える。3分3厘から絶妙の加減で馬群を捌いていくと4角では
もう射程圏内。馬場の3分所を通って逞しく抜けて来る坂下。しかし柵の取れた
A1コースの恐ろしさは武豊の予想のちょっとだけ斜め上を行っていたようでなかなか
前を捕らえることができない。気合いの鞭を入れつづけると最後は強引にもぎ取る形で
なんとか捕えて松田国師念願の初GT。なんといっても武豊の騎乗が光った1戦。
馬の方はブリンカー外しても集中していたし、後方からの競馬も出来るということを
証明。飛びも大きく府中向きであることは明らかで、距離延長も苦にしないのは
承知のところ。武豊確保で死角は無しといってよいかも。

 グラスエイコウオーは注文つけてハナ。距離は長いと思っていたが誰も別になんとも
気にかけないのでひっじょうに楽な逃げ。
おそらく誰もが止まるだろうと思っていたが坂を駆け上がってもう一伸び。一瞬粘り込む
かとさえ思わせたのは立派。よくわからない馬だが気分良く行きさえすれば走ると
いうことだろうか。勿論コース変更が味方したのは言うまでもない。

 サマーキャンドルも前々での粘り込み。発馬を上手く決めての好位戦だったわけだが
こちらは2着馬以上にコースに救われた。安定感あったのも事実だが距離はマイルは
長そう。誰にも相手にされなかった感じがあり、それが功を奏した。坂上で止まったが
粘り込めたのはそのへんが要因だろう。距離短縮で勝ち負け。

 ネイティヴハートは非常に残念。馬体も良く見せ、気合い乗りも抜群。いかにもここに
目標を置いて来たという感じ。中団から上手く流れに乗り、4角でも絶好の手応え。
だが惜しいかなここで外に大きく振られてしまう。一度勢いを失い、そこから立て直して
大外から矢のように突っ込んでくるが如何せん前が止まらない馬場状態。
さすがに差しきれるとまではいかなかったが改めて強さは認識できた。ただ血統的には
早熟ともとれる配合なだけにどこまで稼いでくれるか。

 テイエムサウスポーは前走が見え見えの叩き台でここにきて馬体も良くなってきたが
やはりこの距離は長い。キタサンチャンネルも時計面での裏づけが無い上に外枠、さらに
控えているようでは話にならない。エアヴァルジャンは人気しすぎでしょう。スティーマーも
距離長いしシャワーパーティーは決め手にかける分マイルはきついか。
こうみるとやはりクロフネと武豊が勝つべくして勝ったかなという一戦でした。
(朧さん)
 騎手コメント(有る分)
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。