■JRAの重賞の結果です。予想に活用して下さい(^^)/

 第68回東京優駿(G1)
 日曜東京9R 芝2400m 3歳オープン(指) 定量
着順 馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 タイム 着差 馬体重 調教師 単勝
人気
1 8 18 ジャングルポケット 3 57.0kg 角田晃一 2:27.0   470Kg -4 渡辺栄 1
2 5 9 (市) ダンツフレーム   3 57.0kg 河内洋 2:27.2 1 1/2馬身 480Kg -6 山内研二 3
3 3 6 (市) ダンシングカラー  3 57.0kg 江田照男 2:27.6 2 1/2馬身 480Kg 0 領家政蔵 11
4 6 12 ボーンキング    3 57.0kg K.デザーモ 2:27.7 クビ 498Kg 0 松田国英 6
5 8 17 (外) クロフネ      3 57.0kg 武豊 2:27.9 1 1/4馬身 510Kg +4 松田国英 2
6 4 7 (市) テンザンセイザ   3 57.0kg 四位洋文 2:28.1 1 1/2馬身 466Kg -2 藤原英昭 5
7 2 4 ダービーレグノ   3 57.0kg 幸英明 2:28.2 3/4馬身 450Kg 0 高橋成忠 12
8 5 10 プレシャスソング  3 57.0kg 福永祐一 2:28.3 1/2馬身 490Kg -4 白井寿昭 8
9 7 13 ビッグゴールド   3 57.0kg 村本善之 2:28.5 1 1/2馬身 448Kg 0 中尾正 10
10 3 5 トラストファイヤー 3 57.0kg 柴田善臣 2:28.9 2 1/2馬身 516Kg -12 河野通文 13
11 4 8 ダイイチダンヒル  3 57.0kg 蛯名正義 2:28.9 アタマ 448Kg 0 伊藤雄二 9
12 6 11 シンコウカリド   3 57.0kg 田中勝春 2:29.1 3/4馬身 506Kg -8 宗像義忠 7
13 7 15 マイネルライツ   3 57.0kg 石崎隆之 2:29.2 3/4馬身 498Kg -2 相沢郁 14
14 1 2 (外) ルゼル       3 57.0kg 後藤浩輝 2:29.4 3/4馬身 478Kg 0 田村康仁 4
15 8 16 スキャンボーイ   3 57.0kg 池添謙一 2:30.4 6馬身 470Kg -10 池添兼雄 18
16 2 3 キタサンチャンネル 3 57.0kg 高橋亮 2:30.6 1 1/2馬身 470Kg +2 橋口弘次郎 15
17 1 1 (父) カチドキリュウ   3 57.0kg 太宰啓介 2:30.7 クビ 456Kg 0 柴田光陽 17
18 7 14 テイエムサウスポー 3 57.0kg 和田竜二 2:32.0 8馬身 490Kg +2 柴田光陽 16
ハロンタイム 12.5 - 10.5 - 11.4 - 11.8 - 12.2 - 12.9 - 12.9 - 12.7 - 13.1
- 13.3 - 11.6 - 12.1
上り  4F 50.1 - 3F 37.0
1コーナー 14-3-2,16,10-(6,9,11)(7,15)-18,4,17,13,12-5-8-1
2コーナー 14=3=2-16,10,11(6,15)-(7,9)18,17(4,12)(13,5)-8-1
3コーナー 14=3,2-16(6,15)(10,11,12)(7,17)9,18(4,5)13-8-1
4コーナー 14-2(3,6)(7,10)(11,12,17)(18,16,15)(9,4)(13,5)8=1
払戻金 単勝 18 230円
    複勝 18 120円 / 9 170円 / 6 910円
    枠連 5−8 330円 / 馬連 9−18 560円
    ワイド 9−18 280円 / 6−18 2,370円 / 6−9 3,170円
 レース短評
☆筆者が初めて競馬を観たのは、98年の天皇賞・春だったと記憶している。

今にして思えば、ダビスタやマンガなどでしか競馬を知らなかった筆者が、天皇賞の2週間前に行われた
皐月賞の翌日の新聞記事を読んで、セイウンスカイに魅せられた事が遠因だったのだろう。
それから1月後のあづま球場の外野芝生席には、ヤクルトスワローズの応援の傍ら、
携帯ラジオで東京優駿の実況に聴き入る筆者がいた。

あれから3年。
自宅のTVの前で、馬券片手に3兄弟揃って観戦した第68回東京優駿。
私の浅い浅い競馬歴の中でも、ベストレースの1つに数えられること事間違い無しの頂上決戦。
馬券の的中も予想の的中も抜きにして、本当の名勝負とはこういうものなんだ・・・と、身震いすら覚えた。

ゲート内でかなりうるさいところを見せていたダイイチダンヒルが痛恨の出遅れ。
ただでさえ切れを殺される重馬場で、2馬身近い不利は致命傷に等しい。
"最も運の強い馬が勝つ"という、半ば使い古されたような格言が、スタンド前を通過してゆく
選ばれし18頭を見つめる筆者の脳裏に蘇ってきた。
さて、何が行くだろうか。
逃げ宣言を発していたというキタサンチャンネル、北島三郎氏の所有馬が内から出を伺う。
しかし、1角手前で"見せ場を作る"と公言していた和田竜二のテイエムサウスポーが強引にハナを奪った。
やむなく2番手に控えた高橋亮とキタサンチャンネル。
やや離れて関東の○外ルゼル、鞍上は青葉賞を勝ったときと同じ後藤浩輝。
真ん中からは福永祐一とプレシャスソング。青葉賞2着、従兄弟に65回優勝馬という背景から少なからず支持を集めた。
1番外を回ったシャドーロールがスキャンボーイと池添謙一。
前走園田の交流重賞を2着して賞金を加算してきた"変り種"である。
やや切れて6番手以下は、縦に広がる巨大な集団と化して1角を回って行った。
前走中山のOPを勝ちながら、11番人気の低評価に甘んじたダンシングカラー。
皐月賞2着と完全連対続行中の肩書き引っさげ、連覇狙う河内洋とダンツフレーム。

同じく4着、青葉賞前までは"関東の筆頭格"だったはずのシンコウカリドと田中勝春。
東上最終便1番乗り、昨年の覇者に続けとテンザンセイザ、パートナーは四位博文。

この2頭を交わして行ったのが、滑り込み出走のマイネルライツと南関東の雄・石崎隆之。
少し間が空いて1番人気に推されたジャングルポケットと角田晃一。
その直後、これをピッタリとマークするようにしてクロフネと武豊である。
筆者はこの芦毛の○外が1番人気に支持されるものとばかり思っていたのだが、
NHKマイルCでの激走から中2週というローテや、大跳びな馬が概して苦手とされる道悪になってしまったことも、
多分に影響していたようである。
この人気馬2頭に、道悪のシンザン記念で穴を開けたダービーレグノと幸英明が続く。
そのシンザン記念で2着にとどまったビッグゴールドと村本善之。
年明けの栄光は今何処、世界の名手デザーモを背に雪辱を期すボーンキング。
その後ろにまだ3頭いる、2ヶ月ぶりのトラストファイヤーと柴田善臣、若葉S勝ちのあるダイイチダンヒルと蛯名正義、
そしてクリスタルC大激走のカチドキリュウと太宰啓介。
以上がサバイバル生存競争を勝ち抜いてきた18頭の若駒たちである。

テイエムサウスポーの逃げは実に思い切った大逃げだった。
前半1000m通過が58.4秒。
重馬場と言う事を考慮しても、マイルGT並みの超絶ハイペース。
30年近く前、カブラヤオーが驚異の逃げ切りを演じたあのときよりも、更に0.2秒速いラップを刻んでいた。
勿論、史上最速である。
後続はかなり離されていたとは言え、2番手を行くキタサンチャンネルもおそらく59秒後半で1000mを通過したはず。
3番手のルゼルは61秒くらいだろうが、この馬場を考えたらそれでも速い方。
先頭から10数馬身は離れていたであろうスキャンボーイ(4番手追走)位のペースが、道悪の3歳GTなら
当たり前なのである。
このペースを知ってか知らずか、ボーンキング鞍上のデザーモは向正面で早々と進出開始。
お互いけん制しあうかのように固まっていた人気3頭の外を通って好位集団に取り付いていった。
これに呼応するかのように外から上がっていったのがなんと武豊とクロフネ。
ジャングルポケットとダンツフレームはこれを横目にマイポジションをキープ。

3角入り口でも後続をだいぶ離していたテイエムサウスポーだが、流石に4角に差し掛かる辺りで失速。
2番手のキタサンチャンネルも一杯一杯のようだったが、高橋亮が幾度か立ち上がるような仕草を見せている。
これを交わしてルゼルが前に急接近、ダンシングカラー・テンザンセイザらも差を詰めて4角を回る。
外に持ち出したクロフネ、更にその外ダンツフレーム。
道中ずっと内目を追走していたジャングルポケットは、半ば強引に2頭の間に割って入る。
400の標識を過ぎて坂に差し掛かったところで、ラチ沿いを逃げるルゼルと追いすがるダンシングカラーの叩き合いに。
坂を登り切ろうかという所でルゼルの脚がパタッと止まる。
ダンシングカラー先頭。
しかし大外からジャングルポケット、連れてダンツフレームが矢の如く伸びてきた。

残り200を過ぎてからは完全に2頭の一騎打ち。
クロフネは3馬身後方でもがき苦しみ、馬場の真ん中からはボーンキングが脚を伸ばしてきたが、
前を脅かすほどの勢いはない。
伸びる、伸びる、ジャングルポケット。
追う、追う、ダンツフレーム。
1馬身と少しの差が、ゴール板前ではほんの少しだけ広がっていた。


思えば、彼らにとっては、2つの幻との戦いでもあったのかもしれない。
95年、無敗のまま弥生賞を制し、3冠確実とまで言われたフジキセキ。
今回のジャングルポケットとフジキセキは、騎手、調教師、厩務員、馬主、全てがフジキセキと同じだった。
屈腱炎のため引退に追い込まれた先輩を、"超えた?そうかもしれないね"。
67歳を迎えた渡辺栄調教師の言葉に、全てが集約されている気がした。
そしてもう1つは、皐月賞で後塵を拝したアグネスタキオン。
"タキオンがいれば・・・"などと言う輩は必ずいる。
だが、リタイアした事が、そしてダービーに出られなかったこと自体が"負け"なのだ。
10万観衆の大歓声に呼応して首を高々と上げ、直線は相変わらず舌を出しながらも完勝劇を演じてしまう。
真の本格化を遂げた時、果たしてどれほどの強さを見せ付けてくれるのだろうか。
"まだまだ完成していない"という角田の言葉の先には、とてつもなく大きな夢が広がっている気がした。

皐月賞に続いて2着に入ったダンツフレーム。
"ロバみたいな馬体をしてよく頑張ってる。見直した。"
レース後にあるサイトの主宰の方が仰っていたが、全く持って同感である。
道悪も、距離も、一番外を回る展開をも克服しての2着だから、大いに価値がある。

最後の50mで振り切られてしまった辺りに、勝ち馬との力量差を感じはしたものの、
このサバイバル・クラシックロードで、未だ大怪我1つせずに連対を続けていること自体、奇跡に近い。
今後のの上積みとなると疑問が残るが、この頑張りは大いに称賛されて然るべし、だと思う。

3着に飛び込んだダンシングカラー。
2組のワイド穴を持って来てくれた訳だが、気が付けばまたもや"エダテル"である。

皐月賞の裏OP・ベンジャミンSを勝った程度と言う事で、11番人気の低評価だったわけだが、
速い流れを内で先行して、直線一旦は先頭に立つなど見せ場タップリだった。
時計勝負は疑問だが、今後もこういう馬場で要注意。
人馬ともに秋が楽しみになってきた。

ロングスパートでしぶとく4着に来たのはボーンキング。
速い脚がないだけに、こういう馬場と追える鞍上は大きなプラスになった。
デザーモも言っているように、あとは体が順調に成長してくれば、偉大な兄の背中が見えてくる。

5着に沈んだクロフネ。
週頭はてっきりこの馬が1番人気になると思っていたのだが、いざフタを空けてみればやや離された2番人気。
勝ち馬との馬連オッズは、3番人気のダンツと勝ち馬との馬連オッズと大差なし。
見ている人はキチンと見ている、ということなのだろう。
府中の2400、しかもハイペースの厳しい競馬を乗り切るだけのスタミナ・底力は無かったということなのだろう。
中2週のローテで疲れが無い訳が無く、成長力にも疑問符が付く。
かつてのタイキフォーチュンやスピードワールドらのように、一夏越したら・・・という可能性は高いのではないかな。
確かに道悪になった事は不運だったが、いかな武豊といえども後方待機策はいただけない。
負けるべくして負けた。

テンザンセイザは直線馬場の悪いところを通らされた。
道悪も向かなかったと思う。
そう考えればこの着順は立派だろう。

ダービーレグノはノメっていたそうだ。
道悪は向くかと思ったのだが、良で時計が掛かるのが理想のようだ。
こちらもよく走っている。

プレシャスソングも馬場に泣いたクチ。
キャリアを考えれば大健闘。
順調に育てば。

シンコウカリドは・・・まぁ馬場も合わなかったんでしょうが。
まずあの気性を何とかしないと距離延長は厳しいでしょう。
ジャンポケの仕草とは全くの別物のはず。
この馬の場合は明らかな気性難でしょうから。

ルゼルは青葉賞が恵まれ過ぎだったのだろう。
直線入り口では先頭だったし、坂下までは踏ん張っていた。
やはり距離が長そうだし、底力にも疑問。

最後にテイエムサウスポーと和田竜二。
実に気持ちのいい大逃げだった。
和田くらい度胸のある若手が、もっといてもよさそうなものなんだけどなぁ・・・。

望み薄なのは百も承知。でもねぇ・・・。


道悪になったのは残念だったが、頂上決戦とはかくあるべき。
実に引き締まった内容のレースだったと思う。
(FUKUさん)

☆新世紀初のダービーは一番人気に応えてジャングルポケットが快勝。
またも悔しい2着はダンツフレーム。抜け出し図って差されるも大健闘のダンシングカラーが3着、
デザーモ騎乗のボーンキングが4着で武豊の○外クロフネは雨で沈没5着に沈んだ。

 相変わらずウルサイジャングルポケットだが馬体は上々。勝負できる気配にはある。
大外はプラスだったようでスムーズな発馬で中団から。クロフネを後ろに従えてポジション的にはベスト。
レースが動いたのは3角。まずはボーンキングが外から物凄く良い感じで上がっていく。
続いてクロフネもそれについて行く。しかしここで我慢した故に勝ちに繋がった。内で我慢して3分3厘でゴーサイン。
直線入って先に抜け出した連中が伸びあぐねているところへ外から猛然と襲い掛かり、瞬発力の差でつき抜けると
あとはもうルンルン気分でゴール板へ。1頭食い下がっていたがあと3週くらいしても詰まらない差。
はっきり言って雨が降った時点でこの馬の完勝は見えていた。枠もプラスだし角田も落ち着いて乗っていた。
120%ではなく100%馬の力を引き出しての勝ちなだけに評価して良い。まだまだ良くなりそうで秋にも期待できそう。
ただフジキセキ、フジキセキと昔の馬を持ち出すのはやめてほしい。
フジキセキとは全然別の馬だしそんな事を言って喜んでるのは一部の角田ファンと馬鹿なマスコミだけですよ。

 2着のダンツフレームは気合で絞ってきた。もともと皐月が余裕残しの体だっただけに勝負するなら当然でしょう。
戦前から体つきがマイラーだとか距離伸びて不安だとか言われてきた。実際そうだと思うし、ここで2着に入ったからと
いってミドルヒッターだという評価はしない。ただ現時点での絶対能力の差だろう。
ただ特別切れるとか言うわけではなく何がセールスポイントか。他の馬と比べると成長の余地は少なそう。
秋になったときに他との差がどれだけになっているか。私の考えではおそらく差は詰まっているだろう。

 ダンシングカラーは大健闘。何が良かったのか検証してみましょう。
まずは雨。切れる脚がないだけに時計の掛かる馬場はプラス。
内枠引いてアグレッシブな競馬みせた江田照も上手に乗りましたね。ロスなく乗った。
差し馬に有力どころが集まったので楽に勧められたところもプラス。
全てが上手くいってこちらは持ってる力の120%を出し尽くしての3着。
最後は決め手の差が出た感じだが会心の騎乗で見事な入線。

 ボーンキングはある意味このレースのカギを握っていた馬。雨降ったのはプラス。
せっかく京都新聞杯使ったのにまだまだ絞れずに増減無し。体つきは100%の仕上げとはいえない。
それでもデザーモが乗って変わったのか行きっぷりはいつにないほど。
3角すぎてこの馬が動いたことでレースが始まった。クロフネはヤバイとばかりについていく。
ジャングルは内でじっと構える。ダンツは行きたいけど馬が動いてくれない。
ダンシングは前で来るのを待ち構えている。
ここで動かなかった(動けなかった)2頭が結果として上位に進出したわけだが
デザーモにつられて動いてしまったとも言えるわけでそのへんはさすが。
直線向いても外からたくましく伸びてくるが最後は内へよれてしまった。
この辺は秋への成長を感じさせるもので一番成長しそうなのはこの馬といってまちがいないかもしれない。

 クロフネは雨降った時点で沈没確定。
巷では距離が長いとかボーンキングには牧場の時から後ろについていたから伸びなかったとか言われているが
全ては雨。あれだけ跳びが大きいと重馬場がマイナスになるのは当然。
それでも能力で何とかしてくれると思ったが先に動いたのが更に拍車をかけた。まあそれでも今日はしかたないか。
ただ血統的には早熟っぽいので一夏越してどうなるものやら・・・。
(朧さん)
 騎手コメント(有る分)
1着 ジャングルポケット 角田騎手
「ホッとした。1番強いと信じて乗った。レース前、返し馬のとき大歓声で少し馬がナーバスになっていたが、
レースで折り合いを欠くということはないので安心していた。とにかく不利をうけないようにスムーズにレースを
することを考え、直線クロフネとダンツの間を通って馬もまっすぐ走ってくれた。
 渡辺先生には、位置取りなどについての指示は言われなかった。先生のためにも勝てて良かった。
自厩舎の馬で1番人気で勝てて本当にうれしい。これでやめていたすきなゴルフができる(笑)」

渡辺調教師
「今は実感はわいていない。ホッしたのが正直な気持ち。皐月賞、内枠や躓いたことなど不利がありながらアグネス
タキオンに迫った脚からダービーはかなりの手応えを感じていた。直線早く先頭に立って馬が遊んでしまわないか、
それだけを心配していた。」

2着 ダンツフレーム 河内騎手
「いいところを通って直線に向くことができたが、そこでジャングルポケットにスッとかわされた。坂下で差をつめたが
突き放された。追えば追うほど向こうが伸びていく。距離は、感触としては大丈夫。スムースな競馬ができた。
今日はしょうがない」

3着 ダンシングカラー 江田照騎手
「直線で抜け出したときには、もうアラアラ。よく3着まで粘ってくれた。
折り合いはつくし、距離が伸びても大丈夫でしょう。秋が楽しみ」

4着 ボーンキング 松田国調教師
「息はできていた。現時点ではまだまだ完成してないが、今日は頭も低くフォームがよくなっていた。
一夏越せば秋には変身してくれるでしょう。この後は、栗東へ戻ってノーザンファームへ」

5着 クロフネ 武豊騎手
「中2週とか距離とか、そのあたりが敗因とも思えない。ただ、動きが前回と違ってイレ込んでいた。
道中は理想の位置で、伸びてくれれば勝てるところにいた」

松田国調教師
「馬を恐がっていたね。1コーナーで内へ入ったとき、ジャングルポケットに来られたが、そのときも逃げていた。
直線でひるむところもあり、手前を替えてからは伸びたが、もう遅かった。それに絞りきれなかった。
クロフネがもっと前向きにレースに臨めるように、仕上げ方を考えなければならない。今後については未定」
 
※調教は、森さん調教評価 印は竜神の予想 となっています。